...北支も最北支でね...
梅崎春生 「狂い凧」
...北支の戦場では、元野部隊長閣下が、親しくおれの手を取って『えらいやつだ』と涙をこぼして感謝された...
江戸川乱歩 「影男」
...いま北支に居ります...
太宰治 「このごろ」
...北支那の形勢不穏...
種田山頭火 「其中日記」
...北支はさぞ暑からう...
種田山頭火 「其中日記」
...最近では×××××と相談して北支進出を計画しているそうだから...
戸坂潤 「社会時評」
...北支問題でもチャハル問題でも持ち出して中国側に容認させた根本要求の一つだということなのである...
戸坂潤 「社会時評」
...果して中国国民(北支那はまだ中国政府の領土なのである!)にとって利益になるのかどうか当てになったものではない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...無論恐らく事実上は之が北支の安寧秩序を確保することは或る限度まで必ず出来るであろうが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...北支の人民を塗炭の苦しみに陥れるものなどではない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...今年に這入ってからの北支工作の一時的行きづまりなどは...
戸坂潤 「一九三七年を送る日本」
...北支農民大衆の生活力は精神的に向上もしようし低下もしよう...
豊島与志雄 「北京・青島・村落」
...北支事変のことを喋る原稿を置いて行った...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...カキツバタは北支那にもあるからキット何かその名が無くては叶わないが今はそれが判らない...
牧野富太郎 「植物記」
...煙いのなれとるよ養子じゃもの「北支の花と散ッた勇士の家庭訪問○○○○氏厳父○左衛門...
山中貞雄 「陣中日誌(遺稿)」
...北支宣撫班のはなしを考えていたけれど...
山中貞雄 「陣中日誌(遺稿)」
...君の郷里たる中国(北支)こそ...
吉川英治 「三国志」
...広大な北支の地を占めた曹操の業と...
吉川英治 「三国志」
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