...主として災害を蒙りたるは北岸にては高免(コウメン)...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...低くなつた北岸の川原にも...
石川啄木 「鳥影」
...周囲二町もあろうと見える瓠(ひさご)なりな小島の北岸へ舟をつけた...
伊藤左千夫 「河口湖」
...フィンランドの北岸ベチェンカ港外に現われたことが分ったのだ...
海野十三 「地球発狂事件」
...ぶてないものか考えてみりゃ分る」「北岸さんの意見に...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...北岸さんの身体から手を放すと...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...今日私が北岸へでかけて採集してきた七人目の犠牲者の肉片(にくへん)です)田熊社長は...
海野十三 「人間灰」
...ポートベローはパナマ地峡の北岸にあった港...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...鞭は自分で持て!林芙美子女史の北岸部隊を読みて感動す...
種田山頭火 「其中日記」
...ノーヴイ・アフォンかノヴォロシースク〔(黒海東北岸にあるコーカサスの港市)〕へ行く...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...然るに菅政友氏は誤りて之を韓國を指せるものとして北岸といへるを疑へり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...汝南(じょなん)汝陽(じょよう)(河南省・淮河(わいが)上流の北岸)の名門で門下に多数の吏事武将を輩出し...
吉川英治 「三国志」
...北岸の魏軍へ対して...
吉川英治 「三国志」
...あなたは、北岸を防いで、敵兵が河を越えてこないように、よくこの本陣を固めていてください」「よし...
吉川英治 「三国志」
...味方の負傷者や敗走者を北岸に収容するに努めた...
吉川英治 「三国志」
...北岸の洲(す)へ...
吉川英治 「新書太閤記」
...琵琶湖北岸の入江にある小部落から...
吉川英治 「新書太閤記」
...でニューギニアの北岸に触れつつ...
和辻哲郎 「鎖国」
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