...パリ旅行で、北口から地下鉄に乗った...
...駅の北口で待ち合わせをしました...
...この店は駅の北口にあるので、すぐに分かります...
...北口側が混んでいるので、南口から出よう...
...風邪で咳が出るので、マスクをして北口から出ました...
...北口を表門へ出てしまった...
泉鏡花 「婦系図」
...押しつまつた樣な東北口調が都振りに慣れてゐる渠には少し不愉快に感じられる...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...北口で後尾が襲撃された時...
梅崎春生 「日の果て」
...北口の情況はもっとひどかったのだ...
梅崎春生 「日の果て」
...北口を扼(やく)する一箇大隊の将兵は...
梅崎春生 「日の果て」
...と言う使いが北口から宇治の隊に何度も何度も来た...
梅崎春生 「日の果て」
...しかし北口の情況は使者の連絡を待つ迄もなく焦眉(しょうび)の急を告げている...
梅崎春生 「日の果て」
...北口に廻す外(ほか)はない...
梅崎春生 「日の果て」
...高級軍医である自分を最も危険の多い北口地区に出そうと言うのは何か...
梅崎春生 「日の果て」
...省線荻窪(おぎくぼ)駅の北口に下車すると...
太宰治 「斜陽」
...阿佐ヶ谷駅の北口をまっすぐにいらして、そうですね、一丁半かな? 金物屋さんがありますからね、そこから右へはいって、半丁かな? 柳やという小料理屋がありますからね、先生、このごろは柳やのおステさんと大あつあつで、いりびたりだ、かなわねえ」駅へ行き、切符を買い、東京行きの省線に乗り、阿佐ヶ谷で降りて、北口、約一丁半、金物屋さんのところから右へ曲って半丁、柳やは、ひっそりしていた...
太宰治 「斜陽」
...セルギウスはやう/\贄卓の為切の北口から進み入つた...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...矢田北口(やたきたぐち)というところにある産土(うぶすな)さまへ御参詣になりましたが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...銀座四丁目、新橋駅北口、溜池、四谷見附、九段上、小川町、呉服橋を経て再び銀座四丁目に至る...
久生十蘭 「魔都」
...京奉線からあるいは古北口の方から続々と入る...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...一里あまり迂回(うかい)しながら城下町の北口へはいる...
山本周五郎 「はたし状」
...北口の杉戸に土足の痕がある...
吉川英治 「江戸三国志」
...今夜は時雨雲(しぐれぐも)だ」「この庵(いおり)の北口が...
吉川英治 「親鸞」
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