「北叟」の意味
北方に住む老人
「北叟」の例文(場面別)
- 文学・古典『荘子』の寓話に登場する北叟は、失った馬が幸運をもたらすという故事で知られる。
- 比喩的表現彼は北叟のように、一見不幸に見える出来事を逆に転じる達人だ。
- 歴史解説中国戦国時代の北叟の逸話は、禍福の不確かさを説く教材として使われる。
小説での「北叟」の使い方
...その時はもう苦笑いよりは北叟笑(ほくそえ)んでいたことも覚えて居りまする...
芥川龍之介 「三右衛門の罪」
...趙先達は北叟笑(ほくそえ)みをもらした...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...」と北叟笑(ほくそえ)みつつ...
泉鏡花 「悪獣篇」
...そっと北叟笑(ほくそえ)んだ...
太宰治 「走れメロス」
...ひとり言の気焔と北叟笑(ほくそえ)みとが消えてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...シャクに含(ふく)む所のある長老達は北叟笑(ほくそえ)んだ...
中島敦 「狐憑」
...シャクに含む所のある長老達は北叟笑(ほくそゑ)んだ...
中島敦 「狐憑」
...いやに北叟笑(ほくそえ)んで駈け出して行ったが...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...心の中(うち)で北叟笑(ほくそえ)みながら...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...いわば相好を崩して北叟笑みながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...ぞくぞくして北叟笑んだものだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...片里は北叟笑(ほくそえ)みながら...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...印税を貰って北叟笑む蚊士共...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...と北叟笑んでいる...
矢田津世子 「神楽坂」
...……なぞと独りで北叟笑(ほくそえ)みながら...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...それと共に側にいる吉宗の片頬にニッとゆがむ北叟笑(ほくそえ)みが...
吉川英治 「江戸三国志」
...初めて愁眉(しゅうび)を開いた顔を傍らの正木作左衛門に向けて意味深長に北叟(ほくそ)笑んだのであった...
吉川英治 「剣難女難」
...思わず北叟笑(ほくそえ)みして...
吉川英治 「新・水滸伝」
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