例文・使い方一覧でみる「北」の意味

...北沢はどこからか目覚時計をみつけて来て... 北沢はどこからか目覚時計をみつけて来ての読み方
石川欣一「可愛い山」

...Ｓ村でたった一度話しをしたことのある山北鶴子の面影（おもかげ）を... Ｓ村でたった一度話しをしたことのある山北鶴子の面影をの読み方
江戸川乱歩「鬼」

...内の一人は北京に行き... 内の一人は北京に行きの読み方
C. スミス　C. Smith The Creative CAT 訳「西洋科学は素晴らしい」

...瑞北宝両種馬（しゅば）の見えざるをもって深く案じたるも... 瑞北宝両種馬の見えざるをもって深く案じたるもの読み方
関寛「関牧塲創業記事」

...人知れずそれを北の方の袖の下へ挿（さ）し入れたのであった... 人知れずそれを北の方の袖の下へ挿し入れたのであったの読み方
谷崎潤一郎「少将滋幹の母」

...富士山は手に取るやうにすぐ西北の空に聳つてゐる... 富士山は手に取るやうにすぐ西北の空に聳つてゐるの読み方
近松秋江「箱根の山々」

...北海道も開けたものである... 北海道も開けたものであるの読み方
徳冨蘆花「熊の足跡」

...各国は兵を北清に出して清廷の罪を問はむとし... 各国は兵を北清に出して清廷の罪を問はむとしの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...われは初めて北米に遊びてよりこの年月（としつき）語るに友なき境涯に馴れ果て今は強（し）ひて人を尋ねもとむる心もおのづからに薄らぎゐたりしかば... われは初めて北米に遊びてよりこの年月語るに友なき境涯に馴れ果て今は強ひて人を尋ねもとむる心もおのづからに薄らぎゐたりしかばの読み方
永井荷風「書かでもの記」

...北海道の漁村では... 北海道の漁村ではの読み方
中谷宇吉郎「塩の風趣」

...どれだけの金が北海道の開発に注ぎ込まれたかというと... どれだけの金が北海道の開発に注ぎ込まれたかというとの読み方
中谷宇吉郎「北海道開発に消えた八百億円」

...その頃（ころ）の人（ひと）は小（ちひ）さい舟（ふね）に乘（の）つて海岸傳（かいがんづた）ひにこの南滿洲（みなみまんしゆう）から北朝鮮（きたちようせん）の樂浪（らくろう）を經（へ）て... その頃の人は小さい舟に乘つて海岸傳ひにこの南滿洲から北朝鮮の樂浪を經ての読み方
濱田青陵「博物館」

...扨て此日本海廻りにて北海道... 扨て此日本海廻りにて北海道の読み方
原勝郎「日本史上の奧州」

...菊塢は北平（きたへい）と呼ばれて陸奥国の産（うまれ）であつた... 菊塢は北平と呼ばれて陸奥国の産であつたの読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...福島県以北ではチンチンと聴くのが普通で... 福島県以北ではチンチンと聴くのが普通での読み方
柳田國男「野草雑記・野鳥雑記」

...「北方の乱とは、もしや九州沿海のお聞き違いではございませぬか...
吉川英治「私本太平記」

...北ノ庄を離れなかったといわれた程だった... 北ノ庄を離れなかったといわれた程だったの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...伊豆天城山の北の麓... 伊豆天城山の北の麓の読み方
若山牧水「樹木とその葉」

「北」の読みかた

「北」の書き方・書き順

いろんなフォントで「北」