...之を統一的に包括的に駆使する本当に一般的な科学の方法として...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...具体的に分析し包括的に統一して...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...包括的に考えられねばならぬ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...論理というものを生きた現実のプロセスとして包括的に見るならばだが...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...包括的に西洋というものの全部を見せてくれた人はない...
中里介山 「大菩薩峠」
...勿論時代といふものは極めて包括的に観る場合にのみその姿を現すがやうなものであるから...
中原中也 「詩と現代」
...同時にこの男の反世間的思想や世の中を包括的に捉える大胆さに目を瞠った...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...より一般的な原理によりてこれが包括的に説明されてゆくのと同じである...
平林初之輔 「『心理試験』を読む」
...かくの如き和漢数学史の包括的にて権威ある著述が作られ候わば...
三上義夫 「数学史の研究に就きて」
...これを包括的に普遍的に把握しかつ表現し...
三木清 「科学批判の課題」
...科学者も世界を包括的に統一的に説明しようとしている...
三木清 「哲学入門」
...そして人間の社會的存在を最も包括的に表現するところの名は階級であると考へるのである...
三木清 「認識論」
...そして一層包括的に...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...アリストテレスは彼の體系をもつて學問の發展が包括的に...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
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