...ただ真理を包める人為的附加物(じんいてきふかぶつ)は...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...我が神經を空色の中に包めよ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...覺束(おぼつか)なき朝夕(あさゆふ)を過すも胸に包める情の露のあればなり...
高山樗牛 「瀧口入道」
...風呂敷に包めるを...
太宰治 「喝采」
...組合員などを引っ包めても――引っ包めてもと云うのは少し大胆だが...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...牛皮もて包める盾を腕のばし胸より隔て身を蔽ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼は男性的氣象を以て其謹愼の天分を包めるを異りとするのみ則ち彼は三條岩倉二公を調和したる資質を具へ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼は男性的気象を以て其謹慎の天分を包めるを異りとするのみ則ち彼は三条岩倉二公を調和したる資質を具へ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...堅い物と柔いものとはどうも一緒にはうまく包めない...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
......
長塚節 「長塚節歌集 上」
...包めども包みもかねて...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...あなたに会うまで眠らないと」五ロンドンに垂れこむ蒸(む)し暑い熱波が今の暴動をすっぽり包めば...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の川」
...その形狭長かつ小枝を包めり...
牧野富太郎 「植物記」
...彼等をひしと押し包め...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...「毛布の中へ包めばいいよ...
宮澤賢治 「氷と後光」
...紙へ包めばアイスクリームが融けてしまいますと笑っている...
村井弦斎 「食道楽」
...紙へ包めないような下等のアイスクリームなら要(い)らないといって帰ったそうです...
村井弦斎 「食道楽」
...何で今のおことばをふたたび世に包めましょうや...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索