...包みの油紙は雨水と泥(どろ)とでひどくよごれていて...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...それに一包みの散薬を加えた...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...竹の皮包みを引っ掻き廻している...
橘外男 「仁王門」
...手にもっている小さな風呂敷包みを……その時まであたしは気にもとめていませんでしたが……その包みを開きました...
豊島与志雄 「坂田の場合」
...その重い襞(ひだ)の中に生者をも死者をも包み込んだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...更に藁で包みこみ...
豊島与志雄 「花子の陳述」
...ジャン・ヴァルジャンは自ら包みを開いた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そうしてささやかな一包みの荷物――草鞋(わらじ)脚絆(きゃはん)に...
中里介山 「大菩薩峠」
...娘は小風呂敷包みを持ったまま...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...縞物(しまもの)の地味な袷(あはせ)、小風呂敷包みを、左の手首に潜らせて、端折つた裾(すそ)から、草色の股引(もゝひき)が薄汚れた足袋と一緒に見えるのも、ひどく手堅い感じでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...手に大きな風呂敷包みを持っている...
火野葦平 「花と龍」
...必らずこういう話を一種厳粛な調子で包み...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...早や包みを懐(いだ)きしめて悶絶(もんぜつ)したり...
宮崎湖処子 「空屋」
...この風呂敷包みにはかぎらず...
柳田国男 「母の手毬歌」
...風呂敷包みを持って戸口から覗いた...
山本周五郎 「さぶ」
...左右正面の三方包み...
吉川英治 「剣難女難」
...と上包みに書いてある...
吉川英治 「私本太平記」
...小さな旅包みを片襷(かただすき)に負い...
吉川英治 「宮本武蔵」
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