...飮めない酒を晩酌に五勺ばかりづつ飮むと云つて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...家の内容 家屋木造平屋十二坪七合五勺但し右家屋の権利書は現在不破数馬保管の為今後上記権利書に関する一切の問題に関しては不破数馬と陳根頑との間に於て解決す一...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...赤い液体を五勺(しゃく)程も飲んでしまった...
江戸川乱歩 「江川蘭子」
...わが約八勺...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...一日(いちじつ)に責めては我等夫婦の喰料たる白米を五勺宛(ずつ)にても※ずる時には...
関寛 「関牧塲創業記事」
...一度に五日分の八合(一日一人内米六勺...
種田山頭火 「一草庵日記」
...一合五勺買へば十分二合くれる...
種田山頭火 「行乞記」
...十八銭 焼酎一合五勺一...
種田山頭火 「其中日記」
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豊島与志雄 「北支点描」
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内藤湖南 「爾雅の新研究」
...大きいものは一石(こく)も容(い)るれば小さきものは一勺(しゃく)も容れ得ぬ...
新渡戸稲造 「自警録」
...両に二斗の米(米価は此時百文に二合八勺まで騰(あが)りました)が食えるものか食えねえものか」「――――」権次は暗然と声を呑みました...
野村胡堂 「黄金を浴びる女」
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正岡容 「大正東京錦絵」
...モカといって珈琲の上等を濃く出して五勺(しゃく)ばかりと牛乳を一合...
村井弦斎 「食道楽」
...先(まず)二百五十目位な雛鶏(ひなどり)を骨付のまま五分位にブツブツに切ってお米五勺(しゃく)水五合とともに塩胡椒を加えて弱い火で気長に二時間ほど煮ます...
村井弦斎 「食道楽」
...それからその汁を取り別(わ)けて五勺ほどのお米を入れて塩を加えて固い位のお粥に煮て前の鶏と玉葱とを添えて出します...
村井弦斎 「食道楽」
...別にメリケン粉大匙二杯とカレー粉中匙一杯とを茶碗の中で水を少しずつ加えながらツブツブの出来ないようによく溶いて今の鍋へ少しずつ掻き廻しながら注(つ)いで暫く煮てから牛乳五勺を混ぜて少し火の上に置いて炊きたての御飯へ掛けます...
村井弦斎 「食道楽」
...天保四年は小売米(こうりまい)百文に五合五勺になった...
森鴎外 「護持院原の敵討」
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