...二合五勺(しゃく)入りと三合入りとある...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...一食一合七勺の飯を一粒も残さず平らげて...
大杉栄 「獄中消息」
...わが約八勺...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...それほどうまいのに焼酎五勺が飲みきれなかつた!(明日は間違なく雨だよ!)ほんたうに酒の好きな人に悪人がゐないやうに...
種田山頭火 「行乞記」
...五勺ほどの酒でいゝ気持になった...
富田木歩 「小さな旅」
...まず腕から一ヴァース(約一合五勺)の瀉血をし...
久生十蘭 「新西遊記」
...なにしろ七勺たらず...
久生十蘭 「ユモレスク」
...オット話(はな)しが脇道へ走ってしまったが今の再製のスープの中へ白米を五勺(しゃく)ばかり入れて粥(かゆ)のようになるまで弱い火でグツグツ煮てこれもやっぱり裏漉へかける...
村井弦斎 「食道楽」
...そこで別に取分けてある上等のスープの中へ鳥の漉した肉七分に米三分の割合で入れて塩胡椒で味をつけて牛乳を五勺ほど加えてドロドロに煮る...
村井弦斎 「食道楽」
...先ずバター大匙一杯を鍋で溶かしてメリケン粉を大匙一杯パラパラと入れて手速く攪き廻しながら木の杓子(しゃくし)でよくいためてメリケン粉が狐色に変った時分に牛乳五勺(しゃく)とスープ五勺位入れるのですけれどもスープがなければ水と牛乳と等分位でもようございます...
村井弦斎 「食道楽」
...牛乳を五勺ゼラチンを七枚入れて煮て水へ入れ冷して少し固まりかけた処(とこ)ろへ泡立てた白身を三つ交ぜてすっかり固めます...
村井弦斎 「食道楽」
...別にフライ鍋へバター一杯を入れメリケン粉一杯をいため黒色になりし時スープ一合を入れ塩胡椒を以て味を付けたるブラウンソースを作り葡萄酒五勺ほど入れて前の湯煮たる皮を入れ一時間煮るあり...
村井弦斎 「食道楽」
...第十五 米と魚のコロッケーは前のコロッケーより味が好くなりますが御飯大匙三杯を五勺の牛乳で長く煮て湯煮(ゆで)た魚の身を大匙五杯と玉子の黄身一つを加えてよく混ぜて塩胡椒で味をつけます...
村井弦斎 「食道楽」
...第三十九 米の粉のソフレは前より一層上等で先ずお米の粉大匙一杯半を牛乳五勺で弛(ゆる)めて弱い火へかけて柔くなるまで煮ます...
村井弦斎 「食道楽」
...蕎麦粉一升につき上葛粉五勺の割にするとよいとのことであります...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...「翌暁迄二勺不足之は通じ十一度有之...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...小売百文に付二合五勺...
森鴎外 「大塩平八郎」
...小売百文に付三合五勺になつた...
森鴎外 「大塩平八郎」
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