...勞動(らうどう)を勸(すゝ)む...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...士官我にこの御方の上を歌へと勸めしに...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...折角の御勸告は感謝しますけれど...
石川啄木 「足跡」
...そして加藤の勸めで...
石川啄木 「鳥影」
...頻りに義雄に勸めた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...「兎に角宅の人にこの營業を勸めたのは春さんではないか...
高濱虚子 「續俳諧師」
...看護婦が來て藥を勸めると柔順に飮んだ...
高濱虚子 「續俳諧師」
...かくヘクトール隊中を進み乍らに同僚を勵まし敵の塹濠を渡り行くべく説き勸む...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...我れ今此賞のために二人の剛勇の友に奮ひて拳鬪をなすを勸めむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...先生並びに住職が頻りに勸められる...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...誰れか之れに依て入閣を計るの野心ある可しと想はんや然るに入閣の勸誘一たび來るや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...前夜を語り明した宇田流水が何處かで晩餐を共にしたいと勸めたにも係らず自分は再會を約して...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...お前は感心だよ」平次はお比奈の勸めるまゝに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
萩原朔太郎 「短歌」
...今宵(こよひ)小梅(こうめ)が三味(み)に合(あは)せて勸進帳(くわんじんちやう)の一くさり...
樋口一葉 「われから」
...さしあたり私はリッケルトの『認識の對象』の如きを勸めたい...
三木清 「哲學はどう學んでゆくか」
...蟒姐さんのお勸めに任せて先に始めちやつた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...勸めるまゝに從つた...
水上瀧太郎 「山を想ふ」
便利!手書き漢字入力検索