...さうして此問題に對する肯定によつて精神的創造を勵まして行く趣を看取することが出來る...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...某氏の激勵至らざるなく...
伊藤左千夫 「水害雜録」
...自國語(じこくご)を使用(しよう)することを奬勵(せうれい)した...
伊東忠太 「國語尊重」
...さま/″\に勵まして...
大町桂月 「房州の一夏」
...嫂さんがいらつしやる迄はお前が主婦の積りで居なけりやならぬ」と又激勵するやうに言つた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...氣を勵まして(plucking up heart)...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...戰勝の 70アカイア軍を破るべき其方法を試みよ』しかく宣んしてアテーネー(素より之を望みたる神女)を激し勵ませばウーリュンポスの高きより...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...群衆の間をり勵ますは*トリートゲネーア・アテーネー...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...猛きヘクト,ル敵とする一人の勇士勵さむ』藍光の目のアテーネー其言聞きてうなづきぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...アガメムノーン憤然として諸將卒を勵ます...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...リキエー諸將勵まして...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...』 560その言聞ける兩將はすでに自ら勵み合ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...アイネーアースを勵まして...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...そしてまた日本ぢゆうの科學者たちが刻苦精勵しなければならぬときであつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...良い手柄になるかも知れない」さう言つて激勵するのが精々です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...方今全國の教育を司て學藝を奬勵する者は文部省なりと雖ども...
福沢諭吉 「帝室論」
...毛嫌されると知れば知る程藝事にも人一倍勵んで...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...つひに彼を勵まし促し立てることの出來なくなつた時...
三好達治 「艸千里」
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