...輝く金鵄勳章を胸に飾つて乳母車で通るのを見た時と同じ意味に於ての痛切なる敬意が...
石川啄木 「雲は天才である」
...下島空谷(勳)の藥局から藥品を盜みださうと言つてゐた...
小穴隆一 「二つの繪」
...和銅五年正月二十八日正五位の上勳五等 太の朝臣安萬侶一...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...*ユウリスチュウス命じたる役に惱める彼の子を屡助け救ひたるわが勳勞を顧みず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...又公の偉勳を表彰する永遠の紀念たるべし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...維新の元勳にして大宰相の器あるものは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...伯の獄を出づるや、其の曾て敵視したる藩閥者流の助力を得て歐洲に遊び、其の歸るや直に外務省に入りて辨理公使となり、尋いで米國公使となり、轉じて山縣内閣の農商務大臣となり、伊藤内閣の外務大臣となり、子爵となり、伯爵となり、勳一等となりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...元勳諸老にして政黨を組織したるものは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...維新の元勳諸公は總て立憲政治の必要を認めて居つたのである...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...薩長の元勳中一人として之れに及ぶ者あるなし先づ政府部内に就ていはむか...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...その英雄の勳功談に祖父を引きもどした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...維新の改革に勳功のあつた者の中(うち)には漢字以外に何物も知らない人が尠くなかつた...
永井荷風 「新歸朝者日記 拾遺」
...殊勳の二水夫に押へられたナポレオンが再び島のカヌーで船に連れ戻された時...
中島敦 「環礁」
...長い官府生活の爲めに勳位赫々の貴人もある...
中島徳藏 「巽軒先生喜壽の祝辭」
...勳章その他の榮典の授與は...
日本国 「日本國憲法」
...七萬石(ひちまんごく)の先祖(せんぞ)が勳功(くんこう)に對(たひ)し...
樋口一葉 「曉月夜」
...家族へ引き渡すために、手紙や勳章やは、前にその箱からとりのけられてあつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...そして勳章のはいつた小箱やが...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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