...「曲芸」にせよ「勲業」にせよ...
石川欣一 「可愛い山」
...棺を蓋(おお)うて定まる批評は燦爛(さんらん)たる勲章よりもヨリ以上に沼南の一生の政治的功績を顕揚するに足るものがあった...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...怪!四次元振動(よじげんしんどう)――博士の勲功(くんこう)オルガ姫の解読(かいどく)はつづく...
海野十三 「地球要塞」
...その銀貨の勲章を授与されていたのである...
太宰治 「ろまん燈籠」
...而も其の属僚を有すること他の元勲よりも多数なるを以て...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...ことに勲章をおもに引き出した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...袖の上には小人の国の勲章のような美しい六花がのっている...
中谷宇吉郎 「自然の恵み」
...戴冠式祝賀の団体謁見と帯勲者舞踏会が最後だった...
久生十蘭 「だいこん」
...その学問社会の人を尊敬してこれに位階勲章をあたうるは...
福沢諭吉 「学問の独立」
...寄こしてくるお前の手紙にも新聞紙上にもお前の武勲の知らせが今もって見えぬこと...
藤野古白 藤井英男訳 「戦争」
...ただしその祖父成吉思(ジンギス)を助けて偉勲あったホリヤド部人は皇族にあらざるも特許飲用したと...
南方熊楠 「十二支考」
...そうしたら勲章を胸にかけてさし上げましょうね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...勲章の授与がただ武徳の考察のみによってなされはしなかった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...特に勲章談義に一章をささげはしなかったであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...金鵄勲章をもらった...
柳田国男 「故郷七十年」
...双方死傷者数十名警視総監自身出馬志免警視とハ氏の殊勲にて落着宿泊者は日比谷公園に避難この時自身出馬して現場に駈け付け来(きた)れる高星総監は...
夢野久作 「暗黒公使」
...レジヨン・ドノオル(勲一等)の赤い略章を襟に附けて居た...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...他の武将の武勲に劣るものでなかったことはいうまでもない...
吉川英治 「新書太閤記」
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