...『経世偉勲』の発行されたのはあたかも侯井上の欧化政策時代であって...
内田魯庵 「四十年前」
...君は明かに金鵄勲章(きんしくんしょう)功(こう)一級というところだ...
海野十三 「地球盗難」
...この責の元勲に在るか...
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」
...二年ばかり前、仏蘭西(フランス)へ行ったついでに、北欧三カ国へも足を延ばして丁抹を訪れ、警視庁から頼まれたこともあって私が同嬢とも、しばしば会談する機会を持った時のことであったが、コペンハーゲン市の山の手ニュールンベルグ街(ガーデ)端(はず)れの、有名なゲンテフテの森に近い嬢の家へ行くと、応接間の暖炉棚(マントルピース)から右側の壁を埋めた、飾り戸棚の中一杯に、政府や個人会社等から贈られた、勲章、賞牌(しょうはい)、徽章(メダル)等が無造作に押し込んである...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...」フランスの古き武勲詩ゼストの中においては...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...二龍山のぬしと綽名(あだな)されて感状や金鵄勲章(きんしくんしょう)を授与され...
中勘助 「結婚」
...衣裳の軍服へ勲章を縫ひつけてやるから...
永井荷風 「勲章」
...あるいは叙勲(じょくん)せらるべしという議論がさかんに行われる...
新渡戸稲造 「自警録」
...明らかに勲功として賞せられることを考え合せると...
平光吾一 「戦争医学の汚辱にふれて」
...一等勲章を賜わりて貴き位階を授くることならん...
福沢諭吉 「学問の独立」
...心待ちにするわが息子の勲功の知らせは一向に参らず...
藤野古白 藤井英男訳 「戦争」
...二十人以上の男たちがおり、全員、勲章やら、斜帯やら、制服で見分けられる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...せせこましい官吏どもに正六位の勲百等のと虚号をやったって何の役に立たず...
南方熊楠 「十二支考」
...」兵卒一「勲章と胃袋(いぶくろ)にゴム糸がついていたようだったなあ」兵卒九「将軍と国家とにどうおわびをしたらいいかなあ...
宮沢賢治 「饑餓陣営」
...彼らの勲功の物語を聴いたり彼らの書きのこしたものを読んだりするよりも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...コンナ勲章貰えたものかや...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...あまたな公卿武士らの殊勲者にたいしては...
吉川英治 「私本太平記」
...勲功勲功と、匂わせておきながら、血をながして、さて、乱が鎮(しず)まったとなると、けろりと、忘れ去るのが、公卿たちの前例じゃよ...
吉川英治 「平の将門」
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