...激励の辞をやったのであるが「汝らの勲章から...
浅沼稲次郎 「まあまあ居士の弁」
...「日本郵船会社絵島丸事務長勲六等倉地三吉」と明朝(ミンチョウ)ではっきり書いてある...
有島武郎 「或る女」
...勲功記を加えて以て完璧たらしめたのであろう...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...当年の弾劾者たる学堂法相の著書『経世偉勲』が再刊されたのは皮肉であった...
内田魯庵 「四十年前」
...その夜の勲功の半分は軍部が担(にな)い...
海野十三 「空襲葬送曲」
...それともポーランドの勲章は...
海野十三 「独本土上陸作戦」
...洋犬(カメ)や三毛猫までみんな財産を持つてるさうですからね……それに事によつたら勲章が貰へるかも知れない...
薄田泣菫 「茶話」
...家康が部下の失策を責める場合にはまず最初にその者の勲功をほめておいて「かほどのてがらをたてながら今回の失策は汝のために惜しむ」といった筆法で訓戒を与えたものだそうだ...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...勲章大礼服の閃き...
徳富盧花 「燕尾服着初の記」
...終始善く皇上の御信任を全うして頭等元勲の待遇を受けたり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...統御の器彼れが欧洲より帰るや、久しからずして帝国議会開会せられ、彼れは憲法より与へられたる特権に依りて貴族院の一席を占めたり当時貴族院には、或は学識を以て、或は勲功を以て、或は閲歴を以て、既に世に聞えたる先輩の士甚だ多くして、彼れは恰も大人群中の小児の如き観ありき則ち誰れか此小児が大人を統御し得るの器を具へたるを知るものあらむや此を以て時の貴族院議長伊藤博文が、偶々故ありて自ら事を観る能はざるに際し、彼れを仮議長として指名するや、満場皆其意外に驚かざる莫く、中には冷笑を以て彼れを迎へたるものありしと雖も、彼は何の遅疑する所なくして議長の椅子に就きたり満場は再び意外の感に打たれたりき何となれば彼れの安詳沈着たる態度明敏果断なる処置は、自然に議長たるの伎倆を示したればなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...ロンテンプナルール勲章じゃ...
宮沢賢治 「饑餓陣営」
...」胸より最大なる勲章を外し特務曹長に渡(わた)す...
宮沢賢治 「饑餓陣営」
...十二の偉勲を建てたヘルクレスの子孫のやうに見える...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...殊勲(てがら)を競え...
吉川英治 「三国志」
...「君はこのたびの乱に当ってよく中央の威権を保った勲功第一の人だ」と...
吉川英治 「三国志」
...私は未来の歓楽もビイクトリア勲章の憧れさえも...
吉行エイスケ 「恋の一杯売」
...明日になったら勲章や十字章をぶらさげて伯爵に会いにゆくが...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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