...勤めるたって、どうしましょう……踊は立って歩行(ある)くことも出来ませんし、三味線は、それが姉さん、手を当てれば誰にだって、音のせぬ事はないけれど、弾いて聞かせとおっしゃるもの、どうして私唄えます...
泉鏡花 「歌行燈」
...大阪の芝居へ勤める折には...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...einem Rede und Antwort stehen 答辯(辯明)する;einem Modell stehen ある人(藝術家)のモデルになる;Gevatter stehen 名親を勤める;Schildwache stehen 歩哨に立つ(番兵をする);Schlange stehen列を作つて立つ;seinen Mann stehen ひけをとらない...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...月に一度とか二度とか宮内省の方へ勤めるのでしょうか...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...上人に仕えていろ/\な雑用を勤めるのであったが...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...贅沢な近衛聯隊に勤める入費を支払つて一銭も残らぬだけの金額に過ぎなかつた...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...読売新聞へ勤める事になったが...
直木三十五 「死までを語る」
...町方の御用を勤める平次親分が来たが――」「どうぞ」物の気はいがして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前は大里さんと佐々見さんの二た役勤めるんだ」「ヘエ――」お妻は心得て八五郎を平次の前に立たせると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...日光山の御用も勤めると聽いたが」錢形平次もそれはよく知つて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...東叡山(とうえいざん)の御用を勤める...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...丁度運転手が一人出たのを幸い私は××タクシーに住み込んで須山の家の用を勤めることになりました...
浜尾四郎 「死者の権利」
...人の周旋で今の役所へ勤めるようになったが...
二葉亭四迷 「平凡」
...車や前駆の役を勤める人たちを山荘へ迎えに出した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...前駆を勤める人の中に四位や五位が多かった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...念仏の役を勤める僧だけが頼もしい人のようなかすかな家と見えたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...老職で藩校の学頭を勤める...
山本周五郎 「竹柏記」
...見張番まで勤めるのでもあるまいが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索