...彼女は勝手気儘に自分の思い通りに行動します...
...子供たちは勝手気儘に遊んでいた...
...彼の勝手気儘な態度にはうんざりだ...
...勝手気儘に物を使うと、すぐに壊れてしまう...
...勝手気儘な人とは、一緒に仕事をするのが大変だ...
...勝手気儘に任してあるので...
上村松園 「私の仕事 松篁の仕事」
...随分内(うち)を外(そと)の勝手気儘(きまま)に振舞っていたから...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...自分の頭の中で勝手気儘な空想妄想を画きながら...
大杉栄 「鎖工場」
...その周囲に勝手気儘に行動しつつあった人々を見た時の心持はどうであったろう...
高浜虚子 「子規居士と余」
...当時の羅馬の制度として侵略せられた国の人民は勝手気儘(きまま)にこれを連れて来て...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...おちやんの顔は自由自在に動いて勝手気儘な表情ができる...
中勘助 「銀の匙」
...そして勝手気儘(きまま)に必要なことをつぶやくままにさせておいてくれたこと...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...これまでかなり勝手気儘にふるまっていた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...勝手気儘(きまま)に羽根をのばしなせえ」そして其日(そのひ)から...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...かえって勝手気儘に振舞っている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...勝手気儘(きまま)に楽寝をしておればよいのだ...
山本周五郎 「似而非物語」
...勝手気儘な舞い方をした...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...勝手気儘な事をしようと思っておられるので御座いますぞ」「では濃紅姫はお后になる事は出来ないのか」と紅矢は声を震わして尋ねました...
夢野久作 「白髪小僧」
...その時間と金とを彼女たちは勝手気儘に使って...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...勝手気儘な夢中遊行を初めたものに相違ないのである...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...勝手気儘(かってきまま)に思うだけは思って生活しているものだと分って来ると...
「純粋小説論」
...話しているうちにそろそろ一点ずつ朧ろげにとぼけたようなところを現し出して互に腑に落ちかねるようなところでもどんどん飛ばして勝手気儘に話すばかりではない...
横光利一 「馬車」
...勝手気儘な詩ですけれども...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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