...彼等を笑はせるのを務めとする...
ボードレール 富永太郎訳 「道化と※[#濁点付き片仮名ヰ、1-7-83]ナス」
...務めて彼れの氣を抑へむとしたるに拘らず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...何か公の務めででもあるかのように...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...こういう価(あたい)なしに務めるものがあればこそ...
新渡戸稲造 「自警録」
...私達は情熱の克服に務めた...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...絹布(やはらか)づくめに務めらるゝ華族の奉公ならば...
樋口一葉 「花ごもり」
...三年間ウォルタ卿の私設秘書を務め...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...」「へえ! 務めてゐるんですか...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...「務め先は?」「務めてはゐない...
牧野信一 「好日の記」
...七郎丸の長男は人車鉄道の運転手を務めてゐたが...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...櫓の務め人には次々に伝はつてゐる特別の仇名があつたが――ドラ権さんに...
牧野信一 「ゾイラス」
...笑はれてしまはうと務めたのであつた...
牧野信一 「毒気」
...三浦環は日本に止って三浦政太郎の妻としての務めを果たすべきだと...
三浦環 「お蝶夫人」
...こういうお務めは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(b)昔は五十柱の神々がこの務め*に従っていた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...作り手や使い手の務めであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...美を積極的に作ることこそ吾々の務めであると考える...
柳宗悦 「民藝四十年」
...この賊を討つは、人臣の務めたり、また正義の擁護である...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索