...自然の征服を務めずに居たならば自然の復讐を受けることは或は軽く済むかも知れぬが...
丘浅次郎 「自然の復讐」
...殿下の舞踊のお相手でも務められたら...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...この世での務めが...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...出来得るだけ親切に世話してやりたいと務めて居ります...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...之が完全に自然哲学の代理を務めるようにはまだならないのは勿論...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...人間の務めである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...務めて寡慾潔癖を衒い...
久生十蘭 「湖畔」
...従って、ここでの務めは、定義を擁護して論証を反駁することでなければならない...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...私は政府(おかみ)の御用達(ごようたし)も務めていますからね……...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...三郎が己の務めを怠り大事な囚人を盗まれるのを知らなかった過ちは逃れぬとは言え...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...大抵この辺に務めてゐるのが多いわ...
牧野信一 「日本橋」
...我平生務めて俗縁を絶了せんとす...
正岡子規 「読書弁」
...日々の務めは怠らずに...
森鴎外 「寒山拾得」
...神の命ずるこの世の務めは何なりや...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そこに機知と判断とがよくその務めを果しているならば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...朋友親族に対する務めにも公の務めにも冷淡な者よ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どこまでも感謝と誇りとを有つことが務めではないでしょうか...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...男子と同じ務めにも共に奮ひて進み出づ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
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