...かれ等の両親より更に親切な小児保護会の手許に彼等を置こうと務めつつあるではないか...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「結婚と恋愛」
...凡べての吏人をして自己の讀書修養に務めしむるに至れり...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...御名代(みょうだい)をお務めになるくらいのものである...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...健全なる人たらんと欲する青年の第一の務めは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...社交上の務めと楽しみの範囲内に...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...昔は帝室の茶の御用を務めていたという由緒が伝えられていました...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...務めを欠(か)き...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...玄斎は維新前駒場(こまば)にあった徳川幕府の薬園に務めていた本草(ほんぞう)の学者で...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...之に依つて名を成さんことを務め...
永井荷風 「来訪者」
...聖人の道を人間にお伝え申すのが務め...
中里介山 「大菩薩峠」
...さて共同の成立に際し媒介の役を務めるものは...
波多野精一 「時と永遠」
...身体の健康を頼みにして専(もっぱ)ら塾務を務め...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...隣りのN村では青年会の団長などを務め...
牧野信一 「R漁場と都の酒場で」
...この世にあつた頃は飛行国の民主党の一等書記官の役を二十年も務め終せたといふ私の案内役になつた一亡霊がそつと私の耳に囁いたところに依るとあの二人の若者は後世のソフイストの先駆者であるといふことだつた...
牧野信一 「くもり日つゞき」
...台の運送屋に務める手筈になつてゐるだよ...
牧野信一 「木枯の吹くころ」
...務め先の魚見櫓の台上から...
牧野信一 「酒盗人」
...友達の兄さんが其処に務めてゐるんで僕は...
牧野信一 「日本橋」
...お務めを終るとぴたりとやめた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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