...確か総理を務めたことがある...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...陛下の御名代を務めねばならぬので...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...どうでも引き立てて外側へ向け直してやる事が自分の務めのように思っていたので...
寺田寅彦 「亮の追憶」
...われわれにはもっとよい務めがあるのだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼女はやはり務めを行なってはいたが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分は世帯の務めを残らず果たしてかつ夫に忠実でなければならないと...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...玄斎は維新前駒場(こまば)にあった徳川幕府の薬園に務めていた本草(ほんぞう)の学者で...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...務めぶりのよいひとだったら...
林芙美子 「新生の門」
...自分の官等にふさわしい務め口をさがすためであった...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...この頃電灯会社に務めてゐる知人に誘はれて幾度か遊里に赴いたことがあるが...
牧野信一 「小川の流れ」
...務めぐちはもう決つてゐた...
牧野信一 「繰舟で往く家」
...この二体の像を務める勇敢な人を如何して求めたらばよからうか? といふところに話が進んだ時に...
牧野信一 「山彦の街」
...いまだかつて木を挽(ひ)き水を汲むなどその開進に必要な何らの役目を務めず...
南方熊楠 「十二支考」
...げに彼は阿園を慰むるの務めをもちたりき...
宮崎湖処子 「空屋」
...どうしてもだめなら推理推論によってそれに務めればよいのだ」といったのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(b)理性・知恵・および友愛の務めは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自分に特有な務めに満足して...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それ軍民ともに速やかに平日の務めに帰し...
吉川英治 「三国志」
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