...諸君の感動的な筆をもって...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...彼らの哲学の動的な性質は完全そのものよりも...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...しかるに今たしかに私のうちには感覚する或る受動的な能力、すなわち感覚的なものの観念を受取り認識する能力があるが、しかし私はこれをば、もし私のうちに、あるいは他のもののうちに、或る能動的な、かかる観念を生産するあるいは実現する能力がまた存在しなかったならば、何ら用い得なかったであろう...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...必ずいくらかの律動的な弛張がある...
寺田寅彦 「厄年と etc.」
...事実筋肉の能動的な運動を介して初めて生じるだろう...
戸坂潤 「科学論」
...能動的な把握であっても或る受動性(消極性)は有つ...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...内容と形式とのこうした生きた動的な連関は...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...社会のこういう動的な因果関係の断面が...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...彼等は単にその心情から云って国粋ファシストの反動的な道徳意識が気に入らないのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...之は動的な形式である...
戸坂潤 「性格としての空間」
...自我の探究という名目の復活を反作用的反動的なものに終らせないための...
戸坂潤 「日本の民衆と「日本的なるもの」」
...次第に能動的な尖端を示すようになった...
豊島与志雄 「慾」
...経済に関するかぎりいよいよ反動的な性格を帯びるものとなるからだ...
服部之総 「尊攘戦略史」
...「彼の宿命のごとく思はれる受動的なるものを何か能動的なるものに變へんとする」努力...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
...弘道会という今日では全く反動的な会へ...
宮本百合子 「刻々」
...かれの喉(のど)すじを締めつけるような衝動的な調子でからみついてくるのであった...
室生犀星 「幻影の都市」
...あの衝動的な登山が...
山本周五郎 「新潮記」
...その句の「鏡にうつす」という自動的な表現で...
横光利一 「旅愁」
便利!手書き漢字入力検索