...そのうちの最も流動的な部分は...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...好著「信用及び銀行概論」(Traitdu crdit et des banques)の著者でまた「経済学辞典」(Dictionnaire d'conomie politique)の執筆者中最も活動的なかつ尊敬すべき人の一人であったシャール・コックラン(Charles Coquelin)は...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...主観の能動的な構成作用に他ならなかった...
戸坂潤 「科学論」
...私は活動的な友人三枝らしさを感じるからである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...一種の流動的な核心...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...覆すにおけるように能動的な方向と所動的な方向がわかたれてくる...
中井正一 「うつす」
...彼には顔淵の受動的な柔軟(じゅうなん)な才能の良さが全然呑(の)み込めないのである...
中島敦 「弟子」
...活動的な男が、活動を奪われて、何不自由なく暮していて、倦怠感を持て余しているといった様子でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...全体としての会員意識の薄弱――著しく活動的なる少数と非活動的なる大多数との分立――を来したことを率直に認めなければならない...
野呂栄太郎 「三田社会科学研究会」
...衝動的な親切などは何の意味もなさない...
久生十蘭 「キャラコさん」
...そこから存在の時間の何處にでもつながり得るといふ動的な意味で永遠の相を現はしてゐるのである...
三木清 「歴史哲學」
...反動的な生き方をする人々を凡て軽蔑し...
宮本百合子 「落ちたままのネジ」
...着実で同時に動的な構成...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...侮辱的なあの日の待遇がもたらした反動的な現象のように...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...すべてを包容しすべてに関係しすべての物事に熱中するところの・すべての機会に自分から身を挺してそれに当ろうとするところの・あの活動的なはりきった霊魂にくらべて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...律動的な身もだえは止らなかった...
山本周五郎 「青べか物語」
...また味方から敵へかかろうとする能動的な気もちも...
吉川英治 「源頼朝」
...その後の夢と情動的な印象を色付け型にはめることになったとしても...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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