...能動的なはたらきをするのである...
津田左右吉 「歴史とは何か」
...しかるに今たしかに私のうちには感覚する或る受動的な能力、すなわち感覚的なものの観念を受取り認識する能力があるが、しかし私はこれをば、もし私のうちに、あるいは他のもののうちに、或る能動的な、かかる観念を生産するあるいは実現する能力がまた存在しなかったならば、何ら用い得なかったであろう...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...必ずしも所謂反動的な文化理論家の専有物ではないのである...
戸坂潤 「科学的精神とは何か」
...この「自然に対する人間の能動的な関係」こそが即ちとりも直さず...
戸坂潤 「技術の哲学」
...だが之では活動的な実際家が俗物で...
戸坂潤 「思想としての文学」
...文化的道徳的には反動的な規定を有つ場合も少くない(例えば文化運動に於ける公式的政治主義の如き)...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...俄に活動的な生産的な町に変る...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...彼のうちの自動的な虚飾的なものから来るのであった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...浮動的な追憶的なそれでなくて...
豊島与志雄 「楊先生」
...都会も其の活動的ならざる他(た)の一面に於て極力伝来の古蹟を保存し以て其の品位を保(たも)たしめねばならぬ...
永井荷風 「水 附渡船」
...かなり反動的な批判が強いようである...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...ただ精神上活動的な人間にしばしばあることだが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...終生忘れられぬほどの感動的な観物で...
久生十蘭 「海難記」
...王女はとても衝動的な浪費家ですから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...なぜなら自己活動的なものは無限なものでなければならないから...
三木清 「人生論ノート」
...同時に受動的なものである...
三木清 「哲学入門」
...どっちかというと受動的な...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その後の夢と情動的な印象を色付け型にはめることになったとしても...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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