...太閤殿下さえはる/″\御動座遊ばしていらっしゃるのに...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...それは動座標的な一つの動きのほかの何ものでもない...
中井正一 「リズムの構造」
...御動座のほどお願い致したい儀でござりまする」次の間で...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうしても動座を肯(がえん)ぜざるがために...
中里介山 「大菩薩峠」
...この宝物の御動座がなければならぬ...
中里介山 「大菩薩峠」
...胆吹山からここまで動座をされているくらいだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...帝の御動座を促して――と...
吉川英治 「三国志」
...みかどの御動座を仰ぐことだ...
吉川英治 「私本太平記」
...動座も思い立てぬ...
吉川英治 「私本太平記」
...御動座とな」あらためて...
吉川英治 「私本太平記」
...動座は天皇の蒙塵(もうじん)を意味する...
吉川英治 「私本太平記」
...――敵を計るには味方を計れと、衛門(えもん)の兵にすらも覚られぬように、動座のご一歩を、まずはつつがなく踏み出されたものである...
吉川英治 「私本太平記」
...先帝ノ動座ヲ謳(ウタ)ヒ...
吉川英治 「私本太平記」
...山門へ御動座の措置(そち)は...
吉川英治 「私本太平記」
...宮廷すべての大御家族を連れての御動座(ごどうざ)でもあったから...
吉川英治 「私本太平記」
...主上には叡山(えいざん)へ御動座あらせられますよう...
吉川英治 「私本太平記」
...こんにちの俄な御動座は...
吉川英治 「私本太平記」
...朝廷をそそのかして叡山へ動座をうながし...
吉川英治 「私本太平記」
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