...ものに動じない青江三空曹も...
海野十三 「怪塔王」
...動じない目をギネの方に向けている...
海野十三 「火星探険」
...この動物は更に動じないから...
中里介山 「大菩薩峠」
...物に動じない落着きもあって...
中里介山 「大菩薩峠」
...おっしゃってよ」と姉はなかなか動じない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ものに動じない女隠居は...
長谷川時雨 「鬼眼鏡と鉄屑ぶとり」
...小林は物に動じない...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...日ごろあまりものに動じない顎十郎もさすがにうんざりしてきたと見えて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...今日死ぬといわれてもたいして動じないかわり...
久生十蘭 「だいこん」
...少しも動じないその顏色を見ると...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...女王の美貌や、情感的で訴えるような目にも、全く動じない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...少しも心が動じない...
牧野信一 「極夜の記」
...動じない美があるではないか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...それは?」と動じない李鴻章の顔も...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...さすがに動じない老師の面(おもて)もただならない波立ちである...
吉川英治 「親鸞」
...山が崩れてきても動じないよう...
吉川英治 「親鸞」
...その不気味なほど動じない面構えに...
吉川英治 「平の将門」
...「さア事だ」物に動じない吉次も胆(きも)を冷やしたらしい...
吉川英治 「源頼朝」
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