...どうやら動くのは首だけで...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...流れ雲の動く隙間から月影がちらと光を放つと見れば...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...動くな...
梅崎春生 「幻化」
...これ風の動くにあらずまた幡(ばん)の動くにもあらずただ彼らみずからの心中のある物の動くなりと...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...ただおのれ自らの復讐心の満足のために動くのみ」……「もし...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...喰積(くいつみ)にとき/″\動く老の箸(はし)一月二十二日 「玉藻五句集(第四十八回)」...
高浜虚子 「六百句」
...みのるは男の動く樣子を此方(こつち)から默つて見てゐた...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...微粒子が動く場合には...
長岡半太郎 「物理學革新の一つの尖端」
...私の動く事についての事ですが...
中原中也 「その一週間」
...動く事のできぬほど濁った白い色の漲(みな)ぎる様を見せられた時は...
夏目漱石 「思い出す事など」
...車はごとりと動く...
夏目漱石 「虞美人草」
...動くたびに息苦しいらしい...
火野葦平 「花と龍」
...地面を動く時は手足を全部使って四つん這いで...
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」
...「沢田君が居なくなると僕は野球ばかりぢやない――動くのも嫌だ...
牧野信一 「喜びと悲しみの熱涙」
...妻と年寄の口の動くさまで...
牧野信一 「裸虫抄」
...しまいには動くことが出来なくなってしまいました...
夢野久作 「オシャベリ姫」
...チョウド風呂敷を下から突き上げるような恰好に動くものだそうで...
夢野久作 「幽霊と推進機」
...「どうだろう、伊兵衛」馬春堂は喜連格子の中へ首をつッこんで、「ここに賽銭箱(さいせんばこ)みたいなものが、こいつを動かして、その床下へ隠しこんでおいたら、たれも気がつくものはありはしまい」「だが、動くか、そいつが」「おそろしく頑丈だが、二人がかりならどうにかなりそうだ」「しかし考えてみると、こんな所に隠しておくのも不安心だ」「といって、その振分(ふりわけ)へ入れてかついで廻っていると、万太郎だの金吾だの、悪くすりゃ釘勘なんて奴に、いつどこで出ッくわすか分ったものじゃない...
吉川英治 「江戸三国志」
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