...あのクレーンは動かせないだろうぜ」「そんなトリックに気がつかない俺ではないよ...
海野十三 「夜泣き鉄骨」
...五百人もかからねば動かせないような...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...千人もかからねば動かせないような大きな大きな大岩を両手でさしあげて出て来まして...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...夢の中で走ろうとしても手も足も動かせない時のような気が致しました...
小泉八雲 田部隆次訳 「忠五郎のはなし」
...寢床に横になったまま手もろくに動かせない始末だった...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...今日までも動かせないでいるのだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...逃れようにも足一つ動かせない...
中島敦 「牛人」
...世界は動かせない...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...平均としては十分牽き得る程度の荷重でも動かせないことになる...
中谷宇吉郎 「米粒の中の仏様」
...どうにも動かせないので...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...とても容易な事では動かせないという感じを私に与えたのです...
夏目漱石 「こころ」
...千古の鉄案として動かせないのであるが...
宮原晃一郎 「愛人と厭人」
...赤白のアーチとの間に動かせない距離を認めているような表情で...
「朝の風」
...すなおにスンなりとその手に抱かれた――抱かれる事の出来たのは動かせない幸福な事である...
宮本百合子 「悲しめる心」
...店へもし川水が上ったら大きなものを動かせないから心配しましたがそれはまぬかれた...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...動かせない病人ですから...
吉川英治 「三国志」
...動かせないとなると...
吉川英治 「新書太閤記」
...後へも前へも動かせないような群集だった...
吉川英治 「親鸞」
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