...彼には「家」のために「主」を捨てる勇気がある...
芥川龍之介 「忠義」
...「わしについてくる勇気があるかな」と...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「お墓の中の坊や」
...勇気があるかね」と...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...「ウフフフフ……、おい、きみたち、おれをつけてくるとは、なかなか、勇気があるねえ...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...ほろ酔ひの勇気がある...
太宰治 「お伽草紙」
...いざとなれば火の中へでも飛び込む勇気がある...
谷崎潤一郎 「細雪」
...自分で鼻を切る勇気があるか?」「えゝ...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...君はそれでもその度毎に飛び込む勇気があるかね...
豊島与志雄 「道化役」
...立退きを命ずるほどの勇気がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...毛唐と戦をするだけの勇気があるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...ために官辺の誤解を蒙ることをさえ辞さぬ勇気があるのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...私のような者の言うことを黙って聴くような勇気があるのだから...
夏目漱石 「道楽と職業」
...彼はそのまま前へ進む勇気があるかを自分に疑ぐった...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...ヨットから岸まで泳ぐ勇気があるなら...
久生十蘭 「キャラコさん」
...きみにそんな勇気があるかな? いま降りかかっている圧力が分かっていない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...再び起つ勇気があるかないかすら解らない位疲れてしまっている...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その勇気があるかどうか...
吉川英治 「篝火の女」
...――そちにその勇気があるなら」「行って参ります」と...
吉川英治 「新書太閤記」
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