...どんな猟犬にも劣らず勇敢に...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...勇敢に滑り始めた...
石川欣一 「山を思う」
...方法は自然にその中に発見せられ、勇敢に訂正、改善して行く...
石原莞爾 「戦争史大観」
...法規と礼譲と道徳とあらゆる小善とを勇敢に無視して...
谷譲次 「踊る地平線」
...かれもまた勇敢に...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...われわれは「うがち過ぎ」をこわがらないで「言わずもがな」をけ飛ばして勇敢に創作心理の虎穴(こけつ)に乗り込んでみなければならない...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...勇敢にもダメを押している...
戸坂潤 「社会時評」
...クラスの爲に勇敢に宣言する――さう思ふと...
南部修太郎 「猫又先生」
...あなたはそう勇敢に進むことがおそろしいとは考えませんか」「僕は文学者ではないから君のいうむずかしい言葉は判らない...
浜尾四郎 「正義」
...勇敢に生活に打っつかって行け...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...それでバーニ先生は……」「先生は勇敢に味方をしてくださいます...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...勇敢にも繊細にもなれます」スミス氏ががらりと態度を変えて言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...世の人が勇敢に自分のものと白状することのできる種類のものであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...もしこれらの疑義を率直に勇敢に自己に向って加えるなら...
柳宗悦 「工藝の道」
...しかし荒っぽい男役に扮して勇敢に活躍した女役者は...
山本笑月 「明治世相百話」
...その手の甲へ勇敢に逆襲して...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...勇敢に城下へ迫って来た...
吉川英治 「三国志」
...なすべきことを勇敢にやってのけたまでであった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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