...彼等は勇敢な者達で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...幾十万の勇敢なる風雲児が...
石川啄木 「初めて見たる小樽」
...けれども此の火の流れと戦つた勇敢な人々のお蔭で...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...気をうしなって倒れている勇敢な大江山課長をだきおこし...
海野十三 「火星兵団」
...かつて欧州の野に赤き血潮を流した勇敢なる日本義勇兵の奮戦ぶりを偲(しの)んで...
海野十三 「東京要塞」
...勇敢な心臓を臆病な脳髄の用に立てようとしたところで...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...この勇敢な鳥は冬をおそれないのだ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...ここばかりはなつかしき故国の勇敢な延長だ...
谷譲次 「踊る地平線」
...あなたもなかなか勇敢な人だ!」とヴェリチャーニノフは口に出した...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...勇敢なお嬢さんだからな...
豊島与志雄 「牛乳と馬」
...彼らは馬鹿げたほとんど勇敢な忍耐さをもって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...太古埃及から東漸した高度の文明を身につけた・勇敢な古代人の群を想像することが出來る...
中島敦 「環礁」
...真夜中の様子を見ると言った勇敢なる八が...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...この勇敢なる探検を...
牧野信一 「女に臆病な男」
...――「Ossian ――お前は勇敢な妾の夫だよ...
牧野信一 「ゾイラス」
...勇敢なる七郎をとらへて凹郎(へこらう)だなんと...
牧野信一 「〔編輯余話〕」
...勇敢な看護婦・皇后エリザベスは小柄で華奢で...
宮本百合子 「女の学校」
...勇敢な死によって過去の恥を償おうという欲念から発したもの...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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