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饗庭篁村 「木曾道中記」
...清八は得たりと勇みをなしつつ...
芥川龍之介 「三右衛門の罪」
...天の助けがあるから自分は眼病をなおした上で無類の名画をかいて見せると勇み立って医師の所にかけつけて行きました...
有島武郎 「燕と王子」
...キイテ タイソウ ヨロコンデ「ヨシヨシ ワタシモ コノコブヲゼヒトモ トツテ モラヒマセウ」と勇み立つ...
太宰治 「お伽草紙」
...私は甚だ嬉しい勇みたった気持だった...
田中英光 「箱根の山」
...其軍の 690多數の命を奪ふべく勇み躍りて進み行く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...かくして神女豪勇のヂオメーデースの傍に勇み戰車に乘りたてば...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...其民ひとしく勇み立つ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...勇みたる一群攘ひ退(の)くるごと...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...これらの衆は一齊に――戰場長く退きし 45アキルリュウスの出でたれば――勇み集會(え)の席に就く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...これはどっちも前のように勇み足ではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...子分たちは勇みをなして喜び...
中里介山 「大菩薩峠」
...勇みをなした有様が...
中里介山 「大菩薩峠」
...勇みたった玉之助のお園の初目見得(はつめみえ)は...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...思う存分やれるというものだわ」と、勇み立ちながら、タヌが、ナポレオンの方を見ると、ナポレオンはぐったりと柵にもたれ、肋骨(ろっこつ)の浮き出した横腹に波打たせしきりに咳込んでいるので、「見れば見るほどお気の毒さま見たいな牛だわね...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...たいがい彼等は饒舌家(おしゃべり)で、道楽者で、勇み肌で、堂々たる恰幅をしている...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...われもわれもと勇み立った...
牧野信一 「鬼涙村」
...われもわれもと勇み立つた...
牧野信一 「鬼涙村」
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