...而して神々よりも勇ましく安心して等しなみに聲も立てずに眠つてゐる...
有島武郎 「潮霧」
...罐詰が勇ましく行列をしている...
板倉勝宣 「山と雪の日記」
...征服の途(みち)にその歩調(ほてう)ますます勇ましく...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...一行十一勇士は勇ましくも土竜(もぐら)のように(というと変だが)...
海野十三 「地中魔」
...勇ましく突き進んで行った...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...助かる程度の戦傷を受けた際は勇ましく...
田中英光 「さようなら」
...七の一「お帰り」の前触れ勇ましく...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...自分が尊くも勇ましくも感じて...
中里介山 「大菩薩峠」
...勇ましくどんどん歩く...
夏目漱石 「坑夫」
...一見極めて勇ましく思われ...
新渡戸稲造 「自警録」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...その方がずっと派手で勇ましく...
萩原朔太郎 「日清戦争異聞」
...馬鹿に勇ましくなる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...一つの土地を占領するまでは勇ましく突き進んで何も考へるひまもないのだけれど...
林芙美子 「ボルネオ ダイヤ」
...駆け出す足袋(たび)はだしの勇ましく可笑(をか)し...
樋口一葉 「たけくらべ」
...どんなに勇ましく戦ったか...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...やがてあなたのうちから勇ましく生れ出ようとしている若様のためにそれを贈り物とする以上に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...勇ましく飛び出した...
山中貞雄 「中村仲蔵」
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