...其処(そこ)へ勇ましい洋服着の主人が...
芥川龍之介 「上海游記」
...それに反してその頭は勇ましい興奮をもって熱していた...
有島武郎 「星座」
...しかして高尚なる勇ましい生涯とは何であるかというと...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...勇ましい爆音を立て始めたのを見送ると...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...刑事三名と明智とが勇ましい追手の人数に加わった...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...欧州人はその二十六殉教者の勇ましい行ないによって...
永井隆 「この子を残して」
...ことに夕暮の色は、この活劇の書割(かきわり)を一層濃いものにしたから、白昼に見るよりは凄い舞台面をこしらえて、登場の裸虫どものエッサエッサと言う声も、物凄いやら、勇ましいやら...
中里介山 「大菩薩峠」
...飛べ」その声で、勇ましい伝令が、選挙事務所まで、全速力で、自転車を走らせる...
火野葦平 「花と龍」
...それに名も勇ましい怪物潜水艦『八島』『千代田』『秋津洲』!――この強い強い七隻が昭和遊撃隊なのだ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...「小豚派作家論」と題してきり出された勇ましいその評論も...
宮本百合子 「現代文学の広場」
...勇ましい手も引いて貰わんではならぬ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...Pte non dolet.という・気高い・勇ましい・不朽の・言葉をいうと共に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まだ二人のような勇ましい青年(わかもの)と少女(むすめ)は一人も居なかったと賞(ほ)め千切(ちぎ)りましたが...
夢野久作 「白髪小僧」
...彼の空想の中で暴れる勇ましい野心は...
横光利一 「上海」
...我ながら勇ましい覚悟に愕いておりますが...
横光利一 「旅愁」
...山々は肩を聳やかし、眉をあげて、勇ましい姿を、夜の休息の中から振ひ立てるやうに、水邊に迫り、燕の群は山の中腹から湖面へ元氣よく飛びかはしてゐた...
吉江喬松 「山岳美觀」
...彼女はこの界隈での老年者の一人で、勇ましい、尊敬すべき家族の最後の人であつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...勇ましい御最期をとげられ...
吉川英治 「新書太閤記」
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