...勅額料を払って、美術館に入場した...
...彼は勅額を贈られた高名な画家だ...
...その神社には、有名な政治家の勅額が祀られている...
...勅額を目にした瞬間、その価値を理解した...
...彼女は祖父から受け継いだ勅額を大切にしている...
...また懐徳堂には霊元上皇宸筆(しんぴつ)の勅額あり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
......
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...知恩院(ちおんいん)の勅額(ちょくがく)を見上げて高いものだと悟った...
夏目漱石 「虞美人草」
...基衡が其寺の爲めに仁和寺に依頼して勅額を乞ひ下したとの事...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...勅額勅願所に関する出願の取次等もあった...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...中にも大内家の依頼した氷上山勅額勅願所のことにつき...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...一条院勅額を竜寿鐘殿と下し賜わり...
南方熊楠 「十二支考」
...三門には勅額をかけ...
森鴎外 「山椒大夫」
...唐代このかた、歴朝の帰依(きえ)ふかく、その勅額は、朱(あけ)の楼閣(ろうかく)にも仰がれる...
吉川英治 「新・水滸伝」
...勅額をいただいて参られるころには...
吉川英治 「親鸞」
...……がしかしその河和田の平次郎という職人の性質は、今も申し上げた通り、酒乱、無頼、凶暴、何一つ取得のないやくざ者にはござりまするが、ただひとつ、鑿(のみ)を持たせては、不思議な腕を持っていて、天稟(てんぴん)と申しましょうか、格天井(ごうてんじょう)の組みとか、欄間細工(らんまざいく)などの仕事になると、平次郎でなければほかの大工にはできないというので、仲間の者も、つい、憎みながらそれには一目(いちもく)おいておりますので」「だまれ」国時は、叱咤して、「たとえ、建立の仕事の上で、どのように必要な職人であろうと、畏れ多くも、勅額を奉じ、衆生のたましいの庭ともなろうこの浄地に、しかも、まだ普請中から、血をもって汚(けが)すようなさような無頼の徒を、なぜ、使用しているか...
吉川英治 「親鸞」
...御城主様の発願(ほつがん)による大事な御造営の場所――しかも勅額までいただくことになっている建立(こんりゅう)だ...
吉川英治 「親鸞」
...御勅額も」群衆の顔がみな上を仰いで...
吉川英治 「親鸞」
...後堀河の帝(みかど)の勅額は――専修阿弥陀寺(せんしゅうあみだじ)と下賜(くだ)しおかれた...
吉川英治 「親鸞」
...あやうげな勅額門の下に佇(たたず)む連れの者まで...
吉川英治 「随筆 新平家」
...また懐徳堂には霊元上皇宸筆の勅額あり...
吉田松陰 「留魂録」
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