...法然はこれを固く辞退したけれども勅定が頻(しき)りに降って辞するに由なくその勤めを行うことになった...
中里介山 「法然行伝」
...永正十二年に従一位に叙せらるべき勅定があったけれども...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...しかるに明治天皇が憲法制定の事を勅定し給い...
穂積陳重 「法窓夜話」
...かくて女王が勅定(ちょくじょう)した月数が過ぎると「別れの風かよ...
南方熊楠 「十二支考」
...伝説に昔皇子誕生あるべきよう三井寺の頼豪(らいごう)阿闍梨(あじゃり)に勅定(ちょくじょう)あり...
南方熊楠 「十二支考」
...此祠は延喜五年八月十九日安行僧都(あんぎやうそうづ)に勅定ありて造営あり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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