例文・使い方一覧でみる「勅勘」の意味
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...勿論翁丸（おきなまる）のやうな悪戯をして君の勅勘（ちよくかん）を蒙むつた者もあるが...
内田魯庵 「犬物語」
...浄蔵は深く勅勘（ちょっかん）の身を慎（つゝし）み...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...尚経の勅勘ゆるされて出仕することになったので...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...勅勘（ちょっかん）の者は普通人と同じように生活していることはよろしくないとされるのはこの国ばかりのことでもありません...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...勅勘の人というものは...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「勅勘を受けた人というものは...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「桐壺（きりつぼ）の更衣（こうい）のお生みした光源氏の君が勅勘で須磨に来ていられるのだ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...臣 尊氏さきに勅勘（ちよくかん）を蒙（かうむ）り身を法体（ほつたい）に替（か）へて死を罪なきに賜はらんと存ぜし処に義貞 義助ら事を逆鱗（げきりん）に寄せて日ごろの鬱憤をはらさんといたすがゆゑにつひに乱（らん）天下に及びたるにて候ふと...
吉川英治 「私本太平記」
...勅勘（ちょっかん）の流人（るにん）が門出（かどで）へ...
吉川英治 「親鸞」
...かように勅勘（ちょっかん）を蒙（こうむ）って流さるる私が...
吉川英治 「親鸞」
...勅勘（ちょっかん）の流人（るにん）が布（ふ）れる説教を聞くやつ輩（ばら）は同罪に処すぞ！ ――こう呶鳴りながら...
吉川英治 「親鸞」
...親鸞は勅勘（ちょっかん）の流人（るにん）...
吉川英治 「親鸞」
...勅勘（ちょっかん）の身と...
吉川英治 「親鸞」
...其許（そこもと）へ賜わる勅勘のご赦免状（しゃめんじょう）であるが...
吉川英治 「源頼朝」
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