...後(のち)五年を経(へ)て勅免(ちよくめん)ありしかども...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...そのうち御気色をうかがって御勅免を申請うということを語られた...
中里介山 「法然行伝」
...承元元年十二月八日勅免の宣旨が下った...
中里介山 「法然行伝」
...承元元年十二月八日符到奉行左大史小槻宿禰権右中弁藤原朝臣勅免があったとはいえ...
中里介山 「法然行伝」
...過失として勅免があればそれでよいということになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...北条時行(亡き高時の遺子(わすれがたみ))は、そのご、勅免となって、伊豆にいたので、顕家の南下に呼応(こおう)して、箱根に旗を上げ、また、新田義興(当年、まだ二歳の徳寿丸)は、新田党の郷土、上野(こうずけ)を出て、これも側面から顕家を助けていたのである...
吉川英治 「私本太平記」
...勅免を蒙(こうむ)って...
吉川英治 「私本太平記」
...勅免を仰いだのである...
吉川英治 「平の将門」
...勅免祭りともいったという...
吉川英治 「平の将門」
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