...ちつとは効き目があつたのだらう...
芥川龍之介 「鼠小僧次郎吉」
...デアテルミーよりもずっと効き目が強いのです...
海野十三 「科学が臍を曲げた話」
...薬の効き目もあってか...
海野十三 「地球盗難」
...あーらア……」だがもう呪文(じゅもん)の効き目はなかった...
海野十三 「地球盗難」
...なるほど仰るとおり効き目のいいのにはお世辞でなく驚きました...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...ウヰスキイの効き目も薄かつた...
徳田秋声 「のらもの」
...一番効き目のあるのは...
中谷宇吉郎 「老齢学」
...ところで温泉の効き目の問題であるが...
中谷宇吉郎 「鼠の湯治」
...ミショノー嬢が細心の注意を払いながら目で追っている薬の効き目は...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...――「かくて生れつき心猛(たけ)くそのうえに飲みたる酒の効き目にていっそう力も強きエセルレッドは...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...ハントへの効き目は大きかった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...初弾の効き目があったかどうかも確かめない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...新しい効き目の毒薬を試したのだと...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...あの催眠的な眼には私にさえ妙な効き目があります...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...最大の効き目があるように取りはからった」思いやりがあるとかなんとかジョージ卿がつぶやいた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...われ効き目ある学問に出会えり!(ホラティウス)と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...賄賂(わいろ)の効き目は...
吉川英治 「三国志」
...――貴様の勝ちは、その効き目だよ...
吉川英治 「平の将門」
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