...ちつとは効き目があつたのだらう...
芥川龍之介 「鼠小僧次郎吉」
...とても効き目はあるまいと思ひましたが...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...ここでも音楽浴の効きめは素晴らしかったのだ...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...今なお国内にて音楽浴の効き目が薄れた倦怠時間になると...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...なるほど仰るとおり効き目のいいのにはお世辞でなく驚きました...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...ウヰスキイの効き目も薄かつた...
徳田秋声 「のらもの」
...効き目がないと申していたが――それでも...
直木三十五 「南国太平記」
...ところで温泉の効き目の問題であるが...
中谷宇吉郎 「鼠の湯治」
...」「あの発明も最初はえらい効き目のあつたもんぢやが...
長與善郎 「青銅の基督」
...上手い具合に彼は反応してるし効き目があるようだ」「彼を移動させることは出来るか?」「無理だ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...とうとうその無意識に一様な運動は効き目がなくなってしまった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「落穴と振子」
...初弾の効き目があったかどうかも確かめない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...どうやら天才肌とお見受けしましたが」この発言も侵入者には効き目がなかった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...新しい効き目の毒薬を試したのだと...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...大黄の効きめはない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...びっくりするほどの効きめで...
山本周五郎 「追いついた夢」
...それでも効きめのあらたかさには勝てず...
山本周五郎 「季節のない街」
...ひそかに自分の苦心の効きめを喜ぶ勇みもあったときだけに...
横光利一 「旅愁」
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