...ちつとは効き目があつたのだらう...
芥川龍之介 「鼠小僧次郎吉」
...私は大野伴睦老でもいいそうなセリフが今の時代でもあんがい若い人に効き目のあることを知っておかしくなった...
犬養健 「“指揮権発動”を書かざるの記」
...オメデトウ(プロージット)! 何の効き目もなかった...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...効き目は青い器械よりは強い代りに欠点があった...
海野十三 「空気男」
...ここでも音楽浴の効きめは素晴らしかったのだ...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...今なお国内にて音楽浴の効き目が薄れた倦怠時間になると...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...薬の効きめのある間だけのように思われたのであった...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...その効き目で眠ってしまったというところだろう...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...ブランディの効き目で眼を輝かしながら...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...それは多量の睡眠剤が効き始めて...
北條民雄 「道化芝居」
...どんな薬をやつたつて効きやしない...
北條民雄 「癩院記録」
...「コーヒーと煙草がよく効きます...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...和歌山県の方ではあまり効き目がなかったが...
柳田国男 「故郷七十年」
...効きませんでした...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...その効きめと反対な性質の薬がある...
山本周五郎 「季節のない街」
...日ごろの習練が効きすぎどれも米俵のようになる...
横光利一 「夜の靴」
...すぐ薬が効きました...
吉川英治 「三国志」
...……しかしこの秘方は人に漏れては効きません...
吉川英治 「三国志」
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