...敵地を劫掠することは軍事作戦の一つだ...
...昔、海賊が船を劫掠して物資を奪っていた...
...戦争が起きた時には、被害国の住民は劫掠に遭うことがある...
...古代には異民族による劫掠が頻繁に行われていた...
...災害時には、人々が必要な物を劫掠することもあるが、それは犯罪である...
...劫掠(ひはぎ)に便よきところはあらざるべし...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...元朝(げんちょう)の暴政によってシナはついに劫掠(こうりゃく)征服せられ...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...張士誠という乱賊が蘇州に拠って劫掠(ごうりゃく)をはじめていた...
田中貢太郎 「断橋奇聞」
...數多の勇士うみいでし*フチーエーの地未だ其劫掠受けしことあらず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...わが軍勢の手よりして劫掠受けむ荒されむ』...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...盗人が通行人を劫掠(きょうりゃく)したあとに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...パス・ドートゥーズにおけるコマンシュ土蛮の劫掠(ごうりゃく)に至るまで...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いずれもこの遺骸劫掠(ごうりゃく)遠征隊中に代表されたれば...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...しばしば蜂起する土一揆は、あるいは東寺、あるいは北野または祇園を巣窟として、夜間はもちろん白昼も跳梁し、鐘をならし喊声を揚げ、富豪を劫掠する...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...火を放つて富豪を劫掠しようと企てたとか...
平出修 「逆徒」
...劫掠(ごうりゃく)して山中へ引き連れてきたわけです」「なに...
吉川英治 「三国志」
...同様にイェルサレムの大虐殺や南フランス全体の大劫掠を伴った十字軍の戦士たちが...
和辻哲郎 「鎖国」
...一四一八年に倭寇百艘賊七千余人が杭州湾北岸を劫掠した如きはその著しい例であるが...
和辻哲郎 「鎖国」
...外来の貿易関係者を接待する嘉賓堂の焼討、商品倉庫の劫掠、細川方への攻撃に始まって、あとは旧来の倭寇のように寧波附近一帯を荒らし廻ったのであった...
和辻哲郎 「鎖国」
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