...僕はたつた半ダアスの兵隊を助ける時間しかなかつたんです...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...もちろんかならずしも負ける方を助けるというのではない...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...お互いがよく了解することを助けるために...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...もう助けることも...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...なんと云う因業な事だろう』忠五郎の生命を助けるためにできるだけの事はなされた――しかし駄目であった...
小泉八雲 田部隆次訳 「忠五郎のはなし」
...かかる具体的のイメエジを作ることを助けるための一つの方法としては...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...況してそれが物理学的世界――自然――に対する理解を少しも助けることが出来ないのは当然である...
戸坂潤 「科学方法論」
...」「併し人命を助けるのですから...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...人を助ける時には大胆な挙動をする...
中里介山 「大菩薩峠」
...助けると思って殺してくれと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...忠五郎を助ける手段は御座いませんでせうか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...狭山伍長が筏の浮揚を助けるため...
久生十蘭 「ノア」
...バルベックの海岸がその接近を助ける...
堀辰雄 「文學的散歩」
...我々がここへ来たのはあなたを助けるためです...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...ここで身投げを助けるのであるが...
正岡容 「我が圓朝研究」
...他を助ける心持で...
柳田国男 「木綿以前の事」
...火の中へ自分を捨てて人を助けることのほうが...
吉川英治 「親鸞」
...もし母がその愛を犠牲としてもその子の真理への努力を助けることができれば...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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