...あの髪長彦の助けた御姫様を...
芥川龍之介 「犬と笛」
...助けられた者も、助けた者も、共に顔はまっ黒で、全身から油がしたたり、まるで油坊主のようであった...
海野十三 「火星探険」
...助けてくれ」といった者がある...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...蔬菜豆類を作り喰用の助けとして...
関寛 「関牧塲創業記事」
...人助けの為であります...
太宰治 「女の決闘」
...人一人助ける場合やよってに...
谷崎潤一郎 「細雪」
...お互に助け合うて馬鹿な目エに遇(あ)わされんようにしょう...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...ポール・ターラントは彼を助けようと前に進んで来た...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...秋山大尉を助けるために河へ入って...
徳田秋声 「躯」
...その人をお助け申して家へお連れ申しましたけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...そなたを助けた覚えはありませぬ」「まあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうやら斯うやら助け出しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「あッ、お助け、命ばかりは――」芳年は漸(ようや)く気が付きました...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...問 機械は人間の物質的生活の大きな助けとなるではないか...
柳宗悦 「工藝の道」
...助けられる迄の事が...
夢野久作 「白髪小僧」
...その優れた特長を助けずして土地に電車を通じさせるということは...
横光利一 「馬車」
...阿新君(くまわかぎみ)を助け出そう」右馬介は...
吉川英治 「私本太平記」
...「お戯れでなければ――願うてもない幸せ、あまりの欣(うれ)しさに、夢ではないかと、お答えするにも、まごつく程にござります」「そちのような者でも、やはり一命は、惜しいものとみえるの」「幼少の頃、寺にやられておりまして、朝夕に、死を見ておりましたせいか、人は一度は死ぬものと、頭に沁みておりますゆえ、こよい、お縄目をうけた刹那から、一切を諦(あきら)めておりましたが……ただ今、甲州へ随身なせば、生命も助け、高禄(こうろく)もやるというおことばを、耳に聞くや否(いな)、急に死ぬのが怖くなりました...
吉川英治 「新書太閤記」
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