...一門の存亡を賭(と)せし倶利加羅(くりから)...
高山樗牛 「瀧口入道」
...日本紀にありては南加羅に當るべし...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...意富加羅國王の子...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...日本の倶利加羅紋紋(くりからもんもん)とはちょっと気分がちがっている...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...実はなよの命令を倶利加羅流(くりからりゅう)に崩(くず)したんだから...
夏目漱石 「坑夫」
...」薄暮の泥水の中で二人の倶利加羅紋々が狂気の如く打ち騒いでゐる光景が...
牧野信一 「雪景色」
...服部伸演ずる一心太助の喧嘩場に見られるやうな大鮪引摺つて歩く久利加羅紋々の兄イたちも歩いてゐたらう...
正岡容 「大正東京錦絵」
...意富加羅(おおから)国王の子都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと)の伝説である...
柳田國男 「地名の研究」
...我は加羅(から)の翡翠(ひすい)を持っている...
横光利一 「日輪」
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