...保守系政権下では、安全保障政策に力点が置かれる...
...向上に力点を置くべきを説けるは至極賛成である...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...また歴史的変化ということに力点を置いて...
津田左右吉 「学究生活五十年」
...そうではなくて特定種類の材料に力点を置こうとするものとがあるわけで...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...まだ必ずしも認識の核心・妥当内容の力点としてのセンスにまで到達しているものではない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...認識(今は之を論理的なものの範囲よりも広く理解して)の核心・妥当内容の力点と考えれば...
戸坂潤 「思想としての文学」
...力点のおき処は色々であろう...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」
...しばらく前ブック・レヴューに或る程度の力点を置くようになった...
戸坂潤 「読書法」
...日本的なものに特殊な力点を置くということが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...ただその視角が、その力点が、諸君と多少違うかも知れない...
戸坂潤 「日本の民衆と「日本的なるもの」」
...歴史科学にも力点を有たねばならぬが)と文学との以上のような関係は...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...彼はO(オー)の母音に強い力点をおいて物を言っていた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...妻と一つの生活――この一つの生活というのに力点を付して――一つの生活をしている...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...「袋」ということに力点を置いている話ぶりが...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...彼は話の要所要所に力点をつけて...
平林初之輔 「予審調書」
...この頃のは評論に力点があるの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あっちの方へ力点づけた在りようで云われることは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...論の力点が前の方へ傾きすぎて...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...だが、力点の正確さが、敵を両断する正確さとはあながちいえない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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