...後方は多分素敵な力持ちと思われる男が...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...主筆ばかりが讃められて自分は殆ど縁の下の力持ち同樣なのに業(ごふ)を煮やしたのだらう...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...まつたく『縁の下の力持ち』をしたのは...
宇野浩二 「思ひ出すままに」
...自分で自分たちのことを強力無双などと大変な力持ちのようにいっているのには...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...平気で投げ飛ばすほどの力持ちばかりが揃(そろ)っていることになるわけである...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...だいぶ重力が減ったので急に力持ちになったように思っとったんじゃろうが...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...うまくいったところで縁の下の力持ち...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鷺娘」
...後藤氏は全く縁の下の力持ちになってしまうわけであります...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...これは非常に力持ちの武芸の出来た人で...
高村光太郎 「回想録」
...あいつは恐ろしい力持ちだから...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...鬼とも組もうというほどの力持ちではないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...謹直枯淡で縁の下の力持ちの如き一生を終つた杏坪先生...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...まじりなし人間種(だね)の力持ち女に負けた話なのである...
長谷川時雨 「春宵戲語」
...「彼はまた何とヘラクレス並の怪力といわれたポローニャの王アウギュスト[20]のような力持ちじゃないか?」丸めた延べ棒がほとんど作り上げられるのを見て...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...波止場の力持ちでもございません...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...」滝は力持ちのやうに両腕を胸に組み直してうなりました...
牧野信一 「舞踏会余話」
...恐ろしい力持ちじゃ...
横光利一 「夜の靴」
...縁の下の力持ちばかりさせて来たが...
吉川英治 「私本太平記」
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