...力一杯でボールを投げたら壁に当たった...
...試験前には力一杯勉強するのが大切です...
...このバッテリーは力一杯充電されています...
...全力一杯走ったら、ひどく息切れしてしまった...
...みんなが力一杯拍手を送ってくれたので、とても嬉しかった...
...私は下腹を力一杯ふくらませ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それは殆んど毎日々々力一杯に食べつゞけるのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...波が水から垂直に持ちあがつて力一杯で襲ひかゝつて行く処の海岸では...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...最後の舞台を力一杯に勤(つと)めさせたい!と彼は思った...
海野十三 「恐怖の口笛」
...力一杯ブレーキをかけて左側の水田(すいでん)の中へ自動車を入れろッ」そう命令すると...
海野十三 「空襲葬送曲」
...力一杯頭突を食はせた...
薄田泣菫 「酒」
...ただその縁に従うて力一杯の努力をいたしますうちに...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...さうして病後の體を力(つと)めて力一杯働いて居た...
高濱虚子 「續俳諧師」
...力一杯にひっぱたく...
太宰治 「如是我聞」
...うんと力一杯茶碗の底から刎(は)ね上げた...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...今度は力一杯押して見たが...
葉山嘉樹 「淫賣婦」
...力一杯に彼をかかえ込んで...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...その影画に合せて力一杯吹いてお呉れ(ゴウ・オン・ウイズ・ザ・シルエツト……)...
牧野信一 「サクラの花びら」
...いきなりくるりと振り向くや物をも言はずぴしやりと私の頬を力一杯打つた...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...八重は力一杯の両腕で持ちあげる槌を執つて向ふ前に構へた...
牧野信一 「南風譜」
...「ヨシツ!」と、叫んだ私は、爪先で見事に歩調を切り、力一杯、小さな流れの上を、宙を、ピヨンと飛んだのです...
牧野信一 「晩春の健康」
...私は叫ぶといきなり帽子をり取つて力一杯地面へ叩きつけた...
牧野信一 「妄想患者」
...誰にしろ力一杯に書いてゐるものに対して...
牧野信一 「浪曼的月評」
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