...実に劃期的(かっきてき)な大陸連絡でありました...
海野十三 「独本土上陸作戦」
...すでに劃期的ではないか...
太宰治 「道化の華」
...それまでは提灯(ちょうちん)であった馬鹿囃子(ばかばやし)の屋台に電燈が点けられたのを見て劃期的に感心した...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...それは寒地農業に劃期的な進歩をもたらすことになるであろう...
中谷宇吉郎 「雪を消す話」
......
仁科芳雄 「日本再建と科學」
...劃期的な――女性覚醒(かくせい)の黎明(れいめい)の暁鐘であった...
長谷川時雨 「平塚明子(らいてう)」
...(二) Confessiones. XI, 14 seqq. 總じてアウグスティヌスの時の論は觀點と所見とを異にするものも尊敬と感謝とをもつて仰ぎ見るべき劃期的業績である...
波多野精一 「時と永遠」
...アウグスティヌスの「時」の論はこの題目について思索する何人も研究の出發點となし又終始指導者となさねばならぬ劃期的業績である(二)...
波多野精一 「時と永遠」
...ドイツの哲學者でも劃期的な仕事をした人は...
三木清 「哲學はどう學んでゆくか」
...やがてその年の秋出版された『自覚に於ける直観と反省』という劃期(かっき)的な書物に跋(ばつ)として収められたが...
三木清 「西田先生のことども」
...我々はこの場合デカルトの哲學の劃期的な意義に思ひ及ばなければならぬ...
三木清 「認識論」
...彼が彼の劃期的な著述『キリスト教の本質』に於て遂行したこの仕事は...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...正に「新しき革袋に新らしき酒を盛る」劃期的な憲法改正草案を發表したのである...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...それは後代の戦争様相にも劃期的な変革をもたらした...
吉川英治 「三国志」
...庶民生活にも劃期的な変革をよび起した先駆者の炬火そのものだった...
吉川英治 「親鸞」
...これは西欧にとって実に劃期的のことと云わなくてはならない...
和辻哲郎 「鎖国」
...統率力がこの劃期的な企ての核心である...
和辻哲郎 「鎖国」
...逆に劃期的な飛躍を試みようとした...
和辻哲郎 「鎖国」
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