...これは劃期的(かっきてき)な論文であったが...
海野十三 「金属人間」
...じつに原子力行使(げんしりょくこうし)につぐ劃期的な文明開拓だといわなければならない...
海野十三 「金属人間」
...それこそはヒルミ夫人の劃期的(かっきてき)なアルバイト...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...そうしてそういう学者の中に往々劃期的な大発見...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...彫刻ながら鉛ボデイの活字を開成所版に用ひて印刷術の歴史に劃期的影響を與へた大鳥圭介もまたさうである...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...そのおどろきの劃期的な意義は...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...それが洋式印刷であるといふ點からも日本の印刷歴史上劃期的なことであつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...その後この方面の研究で劃期的と思われるようなものはあまりよく知らない...
中谷宇吉郎 「泥炭地双話」
...アウグスティヌスの「時」の論はこの題目について思索する何人も研究の出發點となし又終始指導者となさねばならぬ劃期的業績である(二)...
波多野精一 「時と永遠」
...やがてその年の秋出版された『自覚に於ける直観と反省』という劃期(かっき)的な書物に跋(ばつ)として収められたが...
三木清 「西田先生のことども」
...彼が彼の劃期的な著述『キリスト教の本質』に於て遂行したこの仕事は...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...和紙を紹介した劃期的な出版となつた...
柳宗悦 「和紙十年」
...正に「新しき革袋に新らしき酒を盛る」劃期的な憲法改正草案を發表したのである...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...従来にない劃期的な大艦を造った...
吉川英治 「三国志」
...庶民生活にも劃期的な変革をよび起した先駆者の炬火そのものだった...
吉川英治 「親鸞」
...統率力がこの劃期的な企ての核心である...
和辻哲郎 「鎖国」
...逆に劃期的な飛躍を試みようとした...
和辻哲郎 「鎖国」
...これは身分あるものにキリシタンの少なかった府内においては一つの劃期的な出来事であった...
和辻哲郎 「鎖国」
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