...私の生涯に一新紀元を劃(かく)するものである...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...人の住む部屋の中に一區を劃して...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...4.思惟や認識が行はれる場合にはあらかじめ限界が劃される必要がある...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...折角の計劃(けいかく)が水の泡(あわ)になった上...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...医師の住んでいるその一劃ほど風変りな一劃は...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...わざと大通りを避けて区劃(くかく)整理後すっかり様子のかわった新花町あたりの新しい町を歩いた...
徳田秋声 「仮装人物」
...明るい日向ときっぱり区劃せられてるのを見る時...
豊島与志雄 「秋の気魄」
...掻く度に薄い皮がむけるのよ」肩の上で一線を劃して...
豊島与志雄 「反抗」
...學術的にはかゝる區劃法を改むる必要がある...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...物理學史上いはゆるボーア時期なるものを劃成し...
長岡半太郎 「物理學革新の一つの尖端」
...劃がよい――ことにその線の勁健(けいけん)にして...
中里介山 「大菩薩峠」
...あたり近所を劃しておりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...うしろに歩兵第三聯隊(たい)のモダアン兵營(えい)を控えた戸數(すう)六七十の一區劃(くわく)だが...
南部修太郎 「下手の横好き」
...演劇界に新たな一線を劃(かく)すだけのことを川上はやり通した...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...たとえば定住産業に従事せぬ人民は土地を区劃する必要がないので...
柳田國男 「地名の研究」
...字に該当する区劃地名は永く消滅することはあるまいと思う...
柳田國男 「地名の研究」
...区劃が多くは南北だと言われるのは...
柳田國男 「地名の研究」
...一線一劃の筆力にも...
吉川英治 「新書太閤記」
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