例文・使い方一覧でみる「剽軽」の意味


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...剽軽(ひょうきん)な方で...   剽軽な方での読み方
泉鏡花 「伊勢之巻」

...それでちょっと剽軽(ひょうきん)な...   それでちょっと剽軽なの読み方
泉鏡花 「怨霊借用」

...粘膜(ねんまく)という剽軽者(ひょうきんもの)さ」そういわれた瞬間...   粘膜という剽軽者さ」そういわれた瞬間の読み方
海野十三 「ゴールデン・バット事件」

...ある時は剽軽(へうきん)な章魚(たこ)を釣つて笑つたりした...   ある時は剽軽な章魚を釣つて笑つたりしたの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...ふと彼の眼が例の脊の高い剽軽者があの駄洒落(だじゃれ)を書き立てているに止ったので...   ふと彼の眼が例の脊の高い剽軽者があの駄洒落を書き立てているに止ったのでの読み方
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」

...しかしこの人の剽軽で学者らしく無邪気な...   しかしこの人の剽軽で学者らしく無邪気なの読み方
寺田寅彦 「異郷」

...樹の頂上からぴょこんと空中へ今正に飛び出した所だと云ったような剽軽(ひょうきん)な恰好をしている...   樹の頂上からぴょこんと空中へ今正に飛び出した所だと云ったような剽軽な恰好をしているの読み方
寺田寅彦 「札幌まで」

...剽軽(ひょうきん)な手容(てつき)でちらりとお銀の目前(めさき)へ突きつけて見せた...   剽軽な手容でちらりとお銀の目前へ突きつけて見せたの読み方
徳田秋声 「黴」

...」彼は剽軽(ひょうきん)な目を丸くした...   」彼は剽軽な目を丸くしたの読み方
徳田秋声 「縮図」

...六十近い矮(ちいさ)い真黒な剽軽(ひょうきん)な爺さんが...   六十近い矮い真黒な剽軽な爺さんがの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...四十七ある日のこと修身のお話のときに先生が「今日は先生のかはりにみんながひとつづつ話をするのだ」といつて自分は火鉢のそばへ椅子をひきよせてあたりながらなかで気の強さうな者や剽軽な者を呼びだして話させたことがあつた...   四十七ある日のこと修身のお話のときに先生が「今日は先生のかはりにみんながひとつづつ話をするのだ」といつて自分は火鉢のそばへ椅子をひきよせてあたりながらなかで気の強さうな者や剽軽な者を呼びだして話させたことがあつたの読み方
中勘助 「銀の匙」

...剽軽(ひょうきん)な感じのする親爺です...   剽軽な感じのする親爺ですの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...少し剽軽(ひょうきん)そうなのもあわれです...   少し剽軽そうなのもあわれですの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...昔よりずっと剽軽(ひょうきん)な風貌になっている...   昔よりずっと剽軽な風貌になっているの読み方
火野葦平 「花と龍」

...あの二十歳(はたち)前後のおしゃれで剽軽(ひょうきん)な若者たちの装飾(かざり)でもあり...   あの二十歳前後のおしゃれで剽軽な若者たちの装飾でもありの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...この先生も剽軽であつたのか...   この先生も剽軽であつたのかの読み方
正宗白鳥 「花より団子」

...これに似た剽軽(ひょうきん)な流行語だろうと考えていたが...   これに似た剽軽な流行語だろうと考えていたがの読み方
柳田國男 「地名の研究」

...其れに下宿人の娘の一人も剽軽者(へうきんもの)で細君に調子を合せて歌ひ...   其れに下宿人の娘の一人も剽軽者で細君に調子を合せて歌ひの読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

「剽軽」の読みかた

「剽軽」の書き方・書き順

いろんなフォントで「剽軽」


ランダム例文:
拾い読み      飯椀  

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