...剽軽な男は椅子の上から...
薄田泣菫 「茶話」
...時々出る剽軽(へうきん)な皮肉に若い胸をはつと躍らせてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...ポプ天の関西旅行10・21(夕)剽軽者ぞろひのポプ天倶楽部の連中(れんぢゆう)が...
薄田泣菫 「茶話」
...声は至って剽軽(ひょうきん)な朗らかさだった...
高見順 「如何なる星の下に」
...」剽軽(ひょうきん)な女中はバタバタと段梯子(だんばしご)から駈け降りて来ると...
徳田秋声 「足迹」
...十六父には人に見られない一種剽軽(ひょうきん)なところがあった...
夏目漱石 「行人」
...この剽軽(ひょうきん)な男...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...剽軽(ひょうきん)な感じのする親爺です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...剽軽者(ひょうきんもの)のお先っ走りの左孝が顔を出さないはずはありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少し剽軽(ひょうきん)そうなのもあわれです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...顔なじみの寅吉という剽軽(ひょうきん)なやつ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...剽軽(ひょうきん)なところのある金五郎は...
火野葦平 「花と龍」
...剽軽(ひょうきん)で...
火野葦平 「花と龍」
...これに似た剽軽(ひょうきん)な流行語だろうと考えていたが...
柳田國男 「地名の研究」
...南という剽軽(ひょうきん)な五十過ぎの人物が...
横光利一 「旅愁」
...剽軽(ひょうきん)に話しかけて...
吉川英治 「江戸三国志」
...率八は例の剽軽(ひょうきん)な口調です...
吉川英治 「江戸三国志」
...剽軽者(ひょうきんもの)の仙次が...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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