...何か外科学上の創造的な発見という様な事にあるらしく思われた...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...そして自己創造的な幻像を――後代の人はこのような幻像のまやかしに惑乱させられた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...科学の創造的な積極性の観念上の条件になっていることは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...創造的な芸術家はどういうわけかアーリヤ的であるに反して...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...創造的な(?)芸術の崇拝という一種の俗物常識に帰するものであることも...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...創造的な不思議な活力がこもっていた...
豊島与志雄 「潮風」
...生活の創造的な想像たる夢想の祝福されたる力よ! 生活……生活とはなんであるか? それは冷たい理性やわれわれの眼が見るところのものではない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それはそこに実在の創造的な生産様式が把握せられるということである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...創造的な時間の來るのを...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「巴里の手紙」
...創造的な生活のみが虚榮を知らない...
三木清 「人生論ノート」
...眞に創造的な思想家はつねにイメージを踏まへて嚴しい思索に集中してゐるものである...
三木清 「人生論ノート」
...創造的なものでなければならぬ...
三木清 「人生論ノート」
...真に生活を楽しむ者はディレッタントとは区別される創造的な芸術家である...
三木清 「人生論ノート」
...行為は循環反応として自己創造的な斉合性をもっている...
三木清 「哲学入門」
...ヘーゲルがこの基礎經驗の創造的な過程の中に生きてゐたのに反して...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...創造的なものは綜合的なものである...
三木清 「論理と直觀」
...そうして彼らよりも創造的な作を産み得た場合があったであろうか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...文化のあらゆる方面において創造的な活力を示している...
和辻哲郎 「鎖国」
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