...もつと創造的な姿をとるに至るだらう...
有島武郎 「子供の世界」
...そして自己創造的な幻像を――後代の人はこのような幻像のまやかしに惑乱させられた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...単純な意味での創造的な実験とは云えないようだ...
戸坂潤 「技術へ行く問題」
...創造的な芸術家はどういうわけかアーリヤ的であるに反して...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...真理や道徳が権力意志の本能的な創造的な而も功利的な基底に基く一つの上部的成果に外ならぬと考えるニーチェ...
戸坂潤 「読書法」
...それはそこに実在の創造的な生産様式が把握せられるということである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...倫理的実体たる社会の個人として創造的なるかぎり...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...創造的な生活のみが虚栄を知らない...
三木清 「人生論ノート」
...真に生活を楽しむ者はディレッタントとは区別される創造的な芸術家である...
三木清 「人生論ノート」
...純粹持續といふのは連續的な創造的な發展であつて...
三木清 「認識論」
...生の創造的な運動が或る生産物を作り出し...
三木清 「歴史哲學」
...或はそれが創造的なる生の殼であるに過ぎないとすれば...
三木清 「歴史哲學」
...創造的なものは綜合的なものである...
三木清 「論理と直觀」
...分析しつつその分析の美しさ精神のリズムの綜合的な魅力でそれをおのずから綜合的な創造的な鼓舞へ向けてゆくものでなければなりませんね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...彼の持っていた高度に純粋な創造的な性格である...
三好十郎 「ゴッホについて」
...前者は創造的な手工藝であるが...
柳宗悦 「工藝の道」
...そうして彼らよりも創造的な作を産み得た場合があったであろうか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...物語を書くことこそ文学だとして来て迷わなかった創造的な精神が...
「純粋小説論」
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