...その外觀が一應我等を欺くに足るだけの尤もらしさを具へてゐる場合に特に剴切に通用する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...剴切(がいせつ)の君の呵責を我は受く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...然れども皇帝は侯の剴切周到なる説明によりて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...然れども皇帝は侯の剴切周到なる説明によりて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...実に肯綮(こうけい)に中(あた)った剴切(がいせつ)なお考えで私は徹頭徹尾(てっとうてつび)賛成致します...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...それにも極めて剴切(がいせつ)な意見を述べ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...口から発せられた剴切(がいせつ)な言葉は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...剴切な表現といえば...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...きわめて剴切(がいせつ)にそれを証明したので...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
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