...幕を引く者の割当てがしてなかつたので...
江見水蔭 「硯友社と文士劇」
...甚だ公正妥当な割当てになるだろう...
大下宇陀児 「乱歩分析」
...お前たちへの割当てだ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...予め設計して割当てる...
中井正一 「「壇」の解体」
...この上なき誉を添ゆるものではござらぬか」「それが折悪(おりあ)しく……いや時も時とてあなた様のお相手に割当てられ...
中里介山 「大菩薩峠」
...この割当てはひどく思慮を欠いたものです」「思慮を欠いたことなんか...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...自分に割当てられた所を順々に講じて...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...私の朝起きてからの大体はこんな割当てです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...仕事を割当てて見て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...――芳古堂では仕事の割当てがきまっているから...
山本周五郎 「さぶ」
...すでに職人や木の割当てをつけたと語った...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...魚の割当て食を受取りにゆく気にもなれなかつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...そこで彼はきまりきつた割当てすら切りさげ...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...そのほか、畿内(きない)、中国、四国にも」「評議は、まとまったのか」「ご裁可さえ給われば、ただちに、諸大名へ、兵の割当てと、発向の日を、布令(ふれ)るばかりに相なっておりまする」「征(ゆ)くのは、誰々か」「まず、この二階堂道蘊(どううん)、老いたりといえ、先陣のひとりに馳(は)せのぼるつもりです」「それから」「ご一族では、阿曾(あそ)ノ弾正少弼(だんじょうしょうひつ)、名越遠江守、大仏陸奥守(おさらぎむつのかみ)、伊具(いぐ)ノ右近大夫、長崎四郎左衛門」「外様(とざま)では」「おまちください」道蘊は、席次のつぎにいる工藤高景をかえりみて、代ってもらった...
吉川英治 「私本太平記」
...信孝に多くを割当て...
吉川英治 「新書太閤記」
...それに割当てられるのはかくの如くにしてである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...労賃の名の下に労働者に割当てられているからである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...夫婦の生活に十分なだけの土地を割当てるのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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