...そこに言語における副次的なものと本質的なもの...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...科学的認識構成の他の副次的な一半は(併し之とても理論的にも実際的にも右に劣らず重要なのだが)...
戸坂潤 「科学論」
...例えば陸海軍の学生というような官制上の副次的な属性を意味するのでもなくて...
戸坂潤 「技術の哲学」
...之がこの問題の副次的な効用である...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...併し結局イデオロギー論的認識論乃至論理学の副次的な補助機関として利用されるに止まるだろうと想像する...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...他は夫の副次的な随伴現象であるか...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...文芸批評が作家の作品・創作に対する副次的なものに限ると考えたくなるのだが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...又新聞社組織の外に付属的な組織や副次的な組織がある...
戸坂潤 「辞典」
...この種の項目を副次的な参照としてでなく...
戸坂潤 「読書法」
...すこぶる副次的な悪さである...
中島敦 「李陵」
...副次的なことでの困難は...
中原中也 「生と歌」
...おかみは副次的な問題では彼女のあきることのない...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...副次的なものではなくて...
三木清 「歴史哲學」
...それらみな副次的なことで...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
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