...然しこの件は義雄が副業として材木屋もしくは鑵箱鱒箱製造を始める時の必要であるが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...この芝居の副主人公とも云うべき...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...ここに天の鳥船の神四を建御雷の神に副へて遣はす...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...そこでアメノトリフネの神をタケミカヅチの神に副えて遣されました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...ピヨトル大帝のそれに副うてゐるものがあるやうだが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...科学主義工業による農村副業論に到達した...
戸坂潤 「読書法」
...その後(ご)も副院長を通じて...
夏目漱石 「思い出す事など」
...火鉢(ひばち)などの置いてある副室の方は...
夏目漱石 「変な音」
...聯隊長や副司令がまるで犬のやうに...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...頼むから」副官が拝んだ...
R. マッケナ R. McKenna The Creative CAT 訳 「愛と月の犬」
...副業として将来まことに注意すべきものであろうと思っております...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...いつの間に誰か書き副(そ)えて...
南方熊楠 「十二支考」
...隠れた弊害の副(そ)うことを知らず...
柳田国男 「木綿以前の事」
...程普を副都督に任じ...
吉川英治 「三国志」
...すなわち、秀吉の名代として、長曾我部(ちょうそかべ)の四国へ討ち入るべく、総帥秀長と、副将秀次が、ここに出港の準備を遂げたものとおもわれる...
吉川英治 「新書太閤記」
...われわれを誹謗(ひぼう)しているとのことです」「副統――」と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...新発見地に於ける副王の地位...
和辻哲郎 「鎖国」
...このような広汎な権限は曽て如何なる総督や副王にも与えられたことがないので...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索