...大望遠鏡の主体についた小さい副望遠鏡をのぞきこむのであった...
海野十三 「空中墳墓」
...副長が、こっちへ来る様子だ”「あっ、副長が……...
海野十三 「地球要塞」
...主人公(或(あるい)は副主人公)である私の恋人木崎初代が殺されてしまい...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...その姉石長(いはなが)比賣を副へて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...南至投馬國水行二十日、官曰彌彌、副曰彌彌那利、可五萬餘戸...
陳壽 「魏志倭人傳」
...メートルとキログラムの副原器を収めた小屋の木造の屋根が燃えているのを三人掛りで消していたが耐火構造の室内は大丈夫と思われた...
寺田寅彦 「震災日記より」
...かかる体験の副産物をも計算に入れていないわけではなかった...
徳田秋声 「仮装人物」
...加納副部長の言葉を思い出し...
外村繁 「落日の光景」
...ブリューヘルの副官ブューローの案内人となっていた牧者の少年が...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...雨がどうして降るかという研究の副産物であったのである...
中谷宇吉郎 「比較科学論」
...消防の副小頭(ふくこがしら)として知られた...
牧逸馬 「舞馬」
...毎日のことなので副室との間から這入って来る客の顔をみると...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...神経衰弱も治るのですから……」副院長はコンナ固くるしいお世辞を云って...
夢野久作 「一足お先に」
...副都督の張允(ちょういん)も呼んでこい」大喝(だいかつ)...
吉川英治 「三国志」
...副将のそばへ寄るほど...
吉川英治 「新書太閤記」
...――たとえ海ほど山ほどの馳走を盛ろうと、もしそれが、心の副(そ)わぬものであったら、何のことはない、人は物に、たばかられているようなものに過ぎない」「わが良人(つま)のお嫌いも、心の副わぬ、物だけの、物脅(ものおど)しでございました」「さればよ...
吉川英治 「新書太閤記」
...高(こう)大将家の副官...
吉川英治 「新・水滸伝」
...北京府の兵馬総指揮官――大刀聞達(だいとうぶんたつ)と天王李成(りせい)という正副の二将軍――が城外百余里の地...
吉川英治 「新・水滸伝」
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