...吐剤が作用した後で彼の一般状態は良好になったが...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...先生に吐剤(とざい)を飲ませようとした...
芥川龍之介 「本所両国」
...精神上の催眠剤であって...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...「これは麻痺剤(まひざい)のせいですよ...
海野十三 「暗号数字」
...消身剤粉末の消身剤をのんだ清家博士は...
海野十三 「空気男」
...麻酔剤をしみこませたガーゼが...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...カンタリデスを抗刺激剤に初めて使った...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...おやぢさんは、薬剤師で、今では薬屋をやめて引つこんでゐるのだといひます...
鈴木三重吉 「勇士ウ※[#小書き片仮名ヲ]ルター(実話)」
...「木村トイウ刺戟剤」を利用して嫉妬を煽(あお)り立てることに懸命になっていた...
谷崎潤一郎 「鍵」
...端の者には確かに一種の清涼剤になる眺(なが)めだとも...
谷崎潤一郎 「細雪」
...本郷薬局へ廻って処方箋(しょほうせん)を示して調剤を乞い...
谷崎潤一郎 「細雪」
...解熱剤をのみのみ...
豊島与志雄 「十一谷義三郎を語る」
...運命とか天の配剤とか...
豊島与志雄 「月かげ」
...粉薬(こぐすり)のまま含嗽剤(がんそうざい)を受取って...
夏目漱石 「門」
...“5つの処理”の名前で最も重要な方法、すなわち、吐剤、下剤、浣腸、油浣腸、およびくしゃみ剤、があり、これを使う前に脂肪処理および発汗剤が使われる...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...僅かに下剤を用いなどして...
野中到 「寒中滞岳記」
...白髪染剤で常の雀を染めその毒に中(あた)っておとなしく沈みいたと判った...
南方熊楠 「十二支考」
...麻酔剤を施しつつ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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