...彼は剛直的な性格の持ち主です...
...剛直的な性格が災いして、周りに嫌われてしまった...
...剛直的な性格が災いして、人間関係に問題が生じた...
...剛直的な性格のため、妥協することができなかった...
...剛直的な性格のため、意見の食い違いが生じてしまった...
...その人物の剛直を保証した...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...大沼なんぞは馬鹿だけれども剛直な奴で...
太宰治 「花吹雪」
...その男は上品な剛直な老人だったが……」「面白そうだね」私は云った...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「グロリア・スコット号」
...彼らのひどい剛直さは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...気恥ずかしさと軽蔑(けいべつ)とで下層の人々に平素あれほど剛直だったアンナは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...頑迷な老人に見らるるように焦慮と剛直とが不思議に混和した性質を帯び...
豊島与志雄 「自由主義私見」
...かつて柔和を知らない常に堅忍な人のような素朴な冷ややかな剛直さをもって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...かゝるをりしも剛直の...
中原中也 「山羊の歌」
...剛直で誠実な教育者として知られていた...
中谷宇吉郎 「鳥井さんのことなど」
...彼は剛直な江戸武士であつたため...
蜷川新 「天皇」
...剛直(まつすぐ)な方は斬られ黜(しりぞ)けられ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もう四十近いでせうが、金のある町人のところを、渡り用人棒で歩きながら、野幇間(のだいこもち)よりも情けねえ暮しをしてゐますよ」二江戸時代の武家は、悉(こと/″\)く武藝が出來て、剛直で、廉潔(れんけつ)で、庶民の龜鑑(かゞみ)になるものばかりであつたと思つたら、それは大變な間違ひです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...甚だ剛直な性で不正に対しては飽くまでも苛酷...
久生十蘭 「魔都」
...添田大目付――清廉剛直(せいれんごうちょく)な性(たち)で...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...まるで戰陣にのぞんだ軍人そのままの剛直で簡素きわまる生活でした...
三好十郎 「肌の匂い」
...それは思いかけぬ言葉の剛直さをあらわしていた...
室生犀星 「津の国人」
...宝生は謹厳剛直という能の骨格を見せていると評しようか...
夢野久作 「能とは何か」
...剛直ともおもわれた人物だったのに...
吉川英治 「人間山水図巻」
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